読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

fitbit日記:歩いてコペンハーゲンに到達

また間1日空きましたが、まいどfitbit日記です。

昨日までfitbit開始以来519日間(約1年半)の累積歩行距離が8,713kmとなり、東京から北欧のデンマークの首都コペンハーゲンまでの大圏距離8,705kmを超えました。

コペンハーゲンといえば人口600万人弱で先進的な社会福祉システムの国と知られています。

コペンハーゲンは行ったことはありませんが、北欧のパリとも呼ばれる美しい街だそうです。

この市には、海運最大手のマースク、そして糖尿病にフォーカスし最も成功しているグローバル医薬品メーカー、ノボノルディスクの本社があります。

あの美しい磁器のブランドであるロイヤルコペンハーゲンもあります。

量子力学の概念にコペンハーゲン解釈がありますが、これはここに世界的に有名なニールスボーア研究所があるからですね。

 

次の目標は今度は米国のロサンゼルス、東京からの大圏距離8,824kmです。

 

ビジネスの武器としての数学

昨年あたりからデータ・アナリティクス、データ・サイエンティストといった言葉が飛び交うようになっているビジネスの世界だが、もともと大学・大学院で信頼性解析(統計の一分野)をやっており、米国のビジネススクール(MBA)に留学し2年目の選択科目ではオペレーションズ系の科目を好んで履修していた自分からすると、「やっときたか」という気がする。

大学院時代は、地震とか風に対する建築物・構造物の被害を最小化する研究をする研究室にいたので、地震とか風といった外力を定量化する必要があったのだが、こういった自然災害の発生頻度と強さ(地震の場合はマグニチュードが代表的)の確率分布は、よく使う正規分布(釣鐘型の分布、ベルカーブ)ではなく、ワイブル分布など極値分布という確率密度関数を使う。また、シミュレーションのために人工的な地震波を作成する際にはフーリエ変換を使っていた。また、風はさらにナビエ=ストークス方程式などさらに高度な数式を使っていた。

ファイナンスの理論でも、基本的な統計理論を超えて、たとえば金融商品であるオプションの価格は、ブラック=ショールズ式という、確率微分方程式に基づき定式化された理論で決定する(これ以外にもあるが、最も基本的なオプションはブラック=ショールズ式を使う)。クオンツ達には常識であるが。

保険数理も高度な数学を駆使する。アクチュアリー(保険数理士)という資格があり、生命保険会社や損害保険会社で重用される人材は、数学が得意でないと務まらない。ぼくもかつてアクチュアリーになりたくて試験勉強をしていた頃があるが、難しかった。

コンサルタントとしてお付合いのある医療の世界では、実は一般の事業会社で使っている統計理論より先を行っている。たとえば医薬品の臨床開発においては、有効性を立証するために、検定を使う。また、最近実用に供されるようになってきているベイズ推定という理論も、医薬品開発に応用されるようになってきている。

ビジネスの世界では、コールセンターやロジスティクス(物流)では待ち行列理論等高度な数学が使われている。

一方で、経営管理においては、未だにほとんどが四則演算の世界である。せいぜい使うとしても線形回帰ぐらいである。同じ会社の研究所ではきわめて高度な数学が使われていても、管理部門では初歩的な数学どまりである。

最近流行のビッグデータ分析では、スパースモデリング(sparse modeling)が使われているようだ。これは医療機器の開発にも使われている。

自分は使ったことはないのだけれど、グラフ理論整数論(インターネットのセキュリティに使われている)もまだまだビジネスの実務に活用の余地があるのではないか。

本来であれば解くべき問題が先にあって、それを解くのにどういう方法があるかを探す、という順序だが、逆にこういう数式やこういう理論を使えば、今まで解けなかった問題が定式化、定量化できる、という視点もあってもいいのではないか。

そういう本を探しているのだが、いわゆる「ビジネス数学」ものの本は、あまり高度な理論を扱ってくれないので(たぶん売れなくなるからだと思うが)、早く出てくれないかと期待している。

fitbit日記:歩いてワルシャワに到達

間が1日空きましたがまいどfitbit体重維持日記です。

昨日(3/13)までの累積歩行距離が8,623km(517日目)となり、東京からワルシャワ(東欧ポーランドの首都)までの大圏距離8,594kmを超えました。

初の東欧入りです。

ポーランドといえば音楽をやるものにとっては何をさておいても稀代の作曲家であるショパンです。

物心つく前からショパンに親しんできた自分にとっては、未だ足を踏み入れた土地ではないものの、ワルシャワ、そしてショパンの曲に描かれるポーランドの大地と人々の暮らしはとても身近なものです。

以前習っていた先生が、門下生コンサートの折に、先生がワルシャワに行かれた際に買ってこられたショパン肖像画入りのペーパーウェイトをくださいました。宝物にしています。

f:id:jimkbys471:20170314050453j:image

f:id:jimkbys471:20170314050449j:image

 

これはメルカリには出せません!

 

次の目標都市は遠いのですがデンマークの首都コペンハーゲン、東京からの大圏距離8,705kmです。

組織内の閉塞感を打破する方法

コンサルタントとしてこれまでおそらく100社近い企業の組織の内部を、経営トップから現場まで、銀行、商社や製造業と業種を問わず、また10兆円超から数十億円まで売上規模も様々な企業について真近に見てきた訳ですが、共通しているのは、はびこる閉塞感です。

これは日本企業でも外資系企業でも程度の差こそあれ真実です。

閉塞感、すなわち状況に悲観的になり、出口が見えない、明るい展望が描けない、したがってやる気が活力が出ない、報われない感が充満しています。

閉塞感の充満・蔓延は企業にとって大きな損失です。にも関わらずその状況が存続することを、優良とされる企業でさえ許しているのは何故でしょうか。

 

理由は二つあります。

 

  1. 損失が計測できない或いは可視化できない
  2. 閉塞感を抑制或いは解消する能力がない

 

では企業を想定して解決の方向性を述べます。方法論の詳細は長くなるので割愛します。

まず一つ目の、閉塞感による損失すなわち生産性の低下による売上減少(機会損失を含む)およびコストアップを計測するには、その企業の企業戦略をゴール設定に基づき組織能力ポテンシャルを最大限発揮した場合の業績と現状の業績の差異をとれば良いのです。

このゴール設定が重要です。月並みなあまりに現実的なゴールではいけません。また、あまりに壮大過ぎて、銀河系を支配するなどといったものでもいけませんし、ポエムでもだめです。

たとえば、「地球と人にやさしい会社」では到達点がぜんぜんわかりません。スローガンにしても個人の行動がイメージできません。環境方針にしてもあいまい過ぎです。

よくみられる「○○ソリューション・プロバイダー」もNGです。およそ企業の営みは須らく何らかの問題解決のためにあるのですから。

閉塞感を打破するには、従業員がワクワクするような大義や夢があり、市場機会(チャンス)が見え、かつ自分の組織の強みが活かせるものでなければなりません。ここに一般普遍解はなく、個々の企業に即した個別特殊解であり、ゴール設定にはきわめて知的な作業が必要なのです。

 

次に二つ目の課題である「閉塞感を抑制或いは解消する能力がない」の解決は、まずは一つ目のゴール設定と自社のポテンシャルの計測をしっかりとやることです。そして、ゴールに到達するには、何をどういうステップで進めるのか(つまり戦略ですね)、戦略を打ち手(施策)に具体化し、施策の実行を徹底するための進捗管理や業績・人材評価の一連の仕組やプロセスを、全体として整合性がとれ、有機的に機能するように設計し運用することです。この一連の仕組・プロセスの全体を、ぼくは「オペレーティング・メカニズム」と呼んでいます。

このオペレーティング・メカニズムは企業の規模の大小に関わらず、きちんと構築・運用されている企業は極めてまれです。しかし、決してスーパーマンのようなリーダーや社員が必要なものではなく、要素分解すれば当たり前のことをきちんとやるに過ぎないのです。そして、これがきちんとできている企業は、外から見てもなかなか判りにくいものですが、できていない競合との差は中期的には如実に現れます。

競合優位性の源泉とは、簡単に真似(コピー)できるものではないことが優れています。製品などリバースエンジニアリングすれば真似されるリスクが高いです。

持続可能な企業として中長期的な成長、事業価値の向上を図る最も有効な手段は、このオペレーティング・メカニズムの構築・運用なのです。

また、これができている企業はM&Aや提携においても、自分の能力の限界をしっかり認識でき、また成長のために何が必要であるか、市場のどこにチャンスがあるのかも他社よりはっきりと見えているため、シナジーを創出することが容易です。買収された企業や提携パートナーにとっても、この会社から経営の強さを学ぶことができるのです。

 

以上述べてきたように、閉塞感を打破するということは強い企業を作ることと同義でもあります。目下進めているコンサルティング・プロジェクトでもあらためてこの重要性が論点になっており、目下具体化中です。近いうちに本を書いてみようと思います。

fitbit日記:歩いてキシリナウに到達&体重維持中

まいどfitbit日記です。

昨日までの累積歩行距離が8,551km(515日目)となり、東京-キシリナウ(旧ソ連モルドバ共和国の首都)の大圏距離8,542kmを超えました。

モルドバ共和国の位置がいまひとつぴんとこないので(地図上ではわかるのですが)なんとなくアレなんですが、まあひとつのマイルストーンです。

昨年10月で1年続けたジムをやめてしまったので、体脂肪率はわからないのですが(家にあるオムロンタニタの体組成計は体脂肪率がまったく異なるのであてになりません)、きのうスパ銭に行って(毎週行ってます)数カ月ぶりに体重測ったら変わってなかったので、おそらく体脂肪率も5%のままだろうとおもいます。

この年齢でこの体脂肪率ってけっこうがんばってますよね。やっぱウォーキングのおかげです。

なんかここのところ忙しくて(この5年間で最も忙しい月になってます)ブログも内容が薄いものになってしまってますが、昨日で半年、連日投稿してきたので、これからも続けたいとおもいます。

次の目標都市はワルシャワ、東京から8,594kmです。

はてなさんからお祝いメッセージいただきました

さきほどはてなさんからメッセージ来ました。

毎日来るのとタイトル違うので警告かと思いきやお祝いでした。

f:id:jimkbys471:20170311145425j:image

気がつきませんでしたがちょうど半年経ったのですね。

9/11に始めてきょうは3/11。。。なんかいわくつきの日付ですがまぁいいでしょう。

この半年の投稿数は371、181日間連続投稿、累計PVは14,395(少なっ(u_u))、いただいたスターの数は4,765(ありがとうございます😊)です。

 

これからも毎日投稿します!

 

 

テクノロジーは社会保障負担を下げる

いま日本で最も深刻な問題は財政破綻の可能性と安全保障です。

財政破綻の可能性は異次元金融緩和の出口が見えないことと社会保障負担の急増でいよいよ現実味を帯びるまで高まっています。

既に超高齢社会である日本を象徴する表現が2025年問題ですが、これは危険な表現です。あたかもあと8年猶予があるように聞こえます。

実際には、社会保障負担の大幅な抑制には期間としては短かすぎるのです。制度設計をし立法化し議決され施行し運用し効果が発現するのに早くとも5年はかかるでしょう。だとしてもその効果は焼け石に水かもしれませんし、そもそも(制度設計の内容にもよりますが)高齢者の負担増とサービス低下を旨とする制度(それ以外の旨が考えられるでしょうか)、現下の「シルバー民主主義」が議会での法案可決を妨げることは無いでしょうか。

では制度的な解決以外に何か方策はないでしょうか。

経済成長はどうでしょうか?支出を抑えられないのなら収入を増やすしかありません。税収と個人の所得(が上がれば自己負担増や突然の大病での失職などの影響も抑えられる)の大幅アップができればいいのですよね。しかし短期的に可能でしょうか。

ケインジアン的施策(公共事業)だとしたらその財源は?

きちんと効果推計しなければ結論は出せませんが、実際難しそうですね。個別の企業やサブセクターの成長ならともかく、400兆円のGDPに照らしてインパクトある(焼け石に水、ではなく)事業機会が、人口減少・超高齢国家にあるものでしょうか。

ではどうしたらよいでしょう。

個人レベルで民間で直ぐにできる疾病予防、介護予防です。

テクノロジーの出番です。

テクノロジーが我々にもたらしている恩恵のうち、社会保障負担軽減に最も大きなインパクトがあるのは何でしょうか。それは情報の質・量とアクセシビリティ向上による「賢くなる個人」の台頭です。

アメリカでは近年、薬を飲まない運動が消費者の間で広がっています。日本とは医療保険制度が違う(オバマケアの導入で被保険者は増えたものの実際には保険料が上がり、カバレッジも実は狭いという数字も出ていますね)のと、薬価が高いため、より消費者が医療に対して意識が高いということもありますが、実際のところ、現代のほとんどの(西洋医学の)薬というのは、完全に疾病のメカニズムを把握した上で高い有効性を高い安全性を発揮できているかというとそうは言えない薬ばかりなのです(99%の薬はミトコンドリアの活動を弱めるのでNGとまでいう医者もいるようです)。

薬が効かないどころか却って人間の心身を傷つける、害するようなものに高い金を払うぐらいなら、薬を飲まなくて済むように健康を管理するか、病気になっても薬に頼らずに済む方法(代替医療を含め)を模索するようになっているのが今の米国での消費者のトレンドで、これを助けるのがテクノロジーが可能にした、インターネット上での情報収集、選別です。

がん患者などは、未承認の薬の情報、あるいは臨床開発段階の候補物質の情報をネットで取得し、熱心に勉強して医師を問い詰めることもあるのですから、医師も不勉強ではいられません。

病気にならないという水準を超えた「すごく健康」な状態を維持するコンディショニングという概念がアスリートだけでなく一般の人にもテクノロジーによって実践可能になるという為末大さんの意見にも賛同します。

東大の合原先生の「動的ネットワークバイオマーカー」も、昔の中医学で言う未病から病への状態遷移を捉えられると期待されています。

さらに、医療介護費の高騰を招く認知症や糖尿病の薬に頼らない、医師に頼らない予防にも新たなテクノロジーの応用が次々に出現しています。

医療技術評価も進められています。これは医療の費用対効果を計測する試みで、過剰な医療を抑制するものですが、その為にはテクノロジーが欠かせません。