読みだしたら止まらない本にひさびさに出合った。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DTO1788/ref=oh_aui_d_detailpage_o01_?ie=UTF8&psc=1
(Kindle版571円)
テンポがいい。リズムがいい。
先日読書メモに記した天才シナリオライターのライトノベルでもこう評した。
しかしこの本の著者は本業が文筆業ではない。
仕事で知り合った自他共に認める天才マーケターであり会社経営者である。
この本を読むと、その文体からまるで「もはや日記とかそういう次元ではない」の熊谷真士を思わせるが、そうではなく熊谷真士がこの著者の西井さんのスタイルに似ているというべきであろう。何しろこの西井さんの本が出たのは2013年7月、もう5年も前の話だ。
しかもこの本は旅行記として、著者自身が命がけで(大げさではない)体験した、普通ならとても行けない世界各地の情景と人々の営みが描かれている。