コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

コンサルティング

イノベーションを起こす(2)

前回はイノベーションとは何かにつき簡単に持論を述べました。 jimkbys471.hatenablog.com 引き続きイノベーションの定義です。 コンサルタントは本来言葉の定義を厳密に行った上で厳選して使うのが基本姿勢です。なぜならばクライアントの現状や思いを正確…

性悪説に立つリーダーシップの罪

マネジメントは性悪説の部分があってもいい リーダーシップは違う はきちがえてるトップは 多い

イノベーションを起こす(1)

仕事で何がやりたいかと聞かれれば(聞かれなくても言いたいのは)イノベーションを起こすことだ。 今産業界ではイノベーションという言葉を聞かない目にしないことの方が珍しいが、イノベーションの語彙の理解は、要素技術レベルから社会レベルまで非常に幅…

FACTORY 2017見てきましたが‥

ビッグサイト行ってきました! http://expo.nikkeibp.co.jp/factory/2017/exhibition/ 生産管理の高度化の新たなソリューションを期待して! しかし‥ 会場の隅っこに小さなブースが10数か所あるだけ‥ どうした日本!

立ち読み:バーチャル・エンジニアリング ~周回遅れする日本のものづくり~

今月から本格的に日本の製造業を改革する取組を始めたので、同僚のプロたちに日本の製造業の現場の話を毎日聞いています。 その話の中には日本を代表する製造業各社のエピソードが至る所に出てくるのですが、自分もこれまで製造業各社のコンサルティングを手…

卒業

5年超勤めた今の会社を今月末で卒業します。 時は移り時代は変わります。 変わらなければ生き残れません。 新たに生まれるチャンスをつかむためにも。 コンサルティングが付加価値を創出し続けるためには何よりまず自らが変わらなければならない。

ロボトミーとは

今回は、医療の歴史に残る(黒歴史)少し古いキーワードをご紹介します。ロボトミーとはロボットとは無関係で、lobotomyとはlobe(葉)とtomy(切除を意味する接尾辞)から成る単語で、直接的には前頭葉切除術のことです。 あえてシンプルに言ってしまうと、…

腹水について調べてみた

少し前のことですが、ある引案件で、腹水をマネジメントする画期的な製品を開発したので拡販をどうしたらできるかという相談がきました。そこで、あらためてこの腹水について調べてみました。 お腹にある臓器をつつむ膜を腹膜といい、臓器と臓器の摩擦を少な…

配置薬業界・企業はどうなるのか

配置用医薬品とは、いわゆる「富山の薬売り」が各家庭(あるいは事業所)に薬箱を設置し、定期的に薬の補充をする訪問販売形式の医薬品のことです。 江戸時代に、前田藩2代目藩主の令を発端に成長の礎が築かれたこの日本独特の業界セグメントですが、ドラッ…

いちばん大切なことを忘れていたこの15年

仕事もプライベートも一度に重いことが重なりいっぱいいっぱいになっている今日、すがる思いで心を休めるべくウェブ検索したら、あるカウンセラーのサイトに行き当たりました。 「こころにまるを」 http://kokoo.jp 丸尾さんという若い男性カウンセラー。 記…

英文記事抄録:AIが医療を革新する10の方法

普段仕事の上で情報収集している医療技術系サイトに「10 Ways AI is Disrupting Medicine(AIが医療を革新する10の方法)」という記事があったので読んでみました。 www.qmed.com その10の方法とは: Unlocking the Value of Genomics(ゲノミクスの価値を解…

製薬会社が売りたくない抗がん剤があるらしい

最近マスコミ(特に週刊○代など)「抗がん剤は効かない」と主張してきており、それは概ね正しいのですが、中には「効く」抗がん剤も存在します。 オプジーボ、キートルーダ(日本語ではありませんが「効いとるーだ」みたいに聞こえなくもありません)、それ…

読書メモ:ブルーゾーン~世界のセンテナリアンに学ぶ健康と長寿のルール~

ひさしぶりに地元の図書館に足を運び(家から1kmぐらいのところにあるのでいい散歩になります)、来月から自分主宰で始める研究会のテーマである「健康長寿」に関する本を探してみました。 「ブルーゾーン~世界のセンテナリアンに学ぶ健康と長寿のルール~…

読書メモ:未来に先回りする思考法

つい先日、時間の売買取引を行なう「タイム・バンク」を秋に開設すると発表したメタップス社を立ち上げ率いる佐藤航陽さんは毎日Twitterでとてもinsightfulなアイデアを提供されています。 twitter.com ぼくのブログで以前彼の著書である「未来に先回りする…

「保健医療2035」を読み解く(3)

我々日本人の未来がかかっている最重要の保健医療システムの進むべき方向性を指し示す「保健医療2035」シリーズ3回目は、前々回(1)の現状認識、前回(2)の改革の方向性=パラダイム・シフト、を経て2035年のあるべき姿編です。 (1)はこちら: jimkby…

フレイルとサルコペニア~健康長寿社会はどうしたら実現できるのかについて考えてみた

目下、健康寿命を如何に延ばすかということをテーマとして考えているのですが、健康寿命を短くするものの一つとして、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)は聞かれたことがある方が多いかと思います。通称ロコモとも呼ばれたりしますが、骨や関節、…

戦略コンサルティング業の終焉

いかなる産業にもライフサイクルがあり、寿命というものがある。 産業ライフサイクルは、一般的には勃興期⇒成長期⇒成熟期⇒衰退期の4段階を辿る。 勃興期はプレイヤー(企業)の数も少なく、顧客(クライアント)もごく一部のイノベーターと言われる先進的な…

幽体離脱してみる

自分を相対化し客観視するために幽体離脱して月ぐらいの距離から自分を見てみた。 職業柄幽体離脱は適宜かなり頻繁にやるべきことなのだが、しばらく心に余裕がなくしておらず、それが却って余裕を失くさせる悪循環に陥っていたことに気づいた。 日本はおお…

「保健医療2035」を読み解く(1)

約2年前の2015年6月に、厚労省の「保健医療2035」政策懇談会から、2035年の日本の医療の在り方をとりまとめた提言、「保健医療2035」が提示されました。 提言はここで見れます。 http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12601000-Seisakutoukatsukan-S…

インシリコ創薬

インシリコ(in silico)は珪素を意味するラテン語silicoの中で(この場合inもラテン語です)という意味で、珪素は半導体の意味、すなわちコンピュータで、ということです。 特に、ヘルスケア領域においては生体のメカニズムや新薬の効能等をモデリングの上…

血圧連続測定という夢の実現は近いのか

少し前のことですが、オムロンヘルスケア社(オムロンのグループ会社)が、画期的な技術を発表しています。 血圧の連続測定です。 血圧はきわめて基本的な生体情報ですが、実は連続測定がきわめて難しい指標でした。オムロンヘルスケアのこの技術は世界の最…

CAR-T療法とは何なのかをあえて解説してみる

ライフサイエンス/ヘルスケアの領域では再生医療が最先端のように見えなくもないですが、再生医療以外にも著しい進展をみせている創薬の分野があり、その一つがCAR-T療法です。 近年再生医療から一歩引いたかに見えるグローバルメガファーマのNovartisとKit…

青学の躍進に思ったこと

医薬品・医療機器のクライアント(前職の外資系コンサルティングファームのクライアントも含め)感じるのは組織能力強化の必要性です。その点、GEという組織はリーダーシップ、プロセス、仕組、ひっくるめて「オペレーティング・メカニズム」、経営基盤が強…

活性酸素は悪者なのか?

活性酸素は、身体を錆びさせる、老化を促進する、がんになるなどともっともらしく喧伝されているのですっかり「活性酸素=悪者」という認識が一般的には定着している(洗脳している)かもしれませんが、本来活性酸素は生命活動において自然に発生しているも…

アルツハイマーという難敵を倒す第一歩

デジタルバイオマーカーの出現 「見えないものはマネージできない」という表現があてはまるのは企業経営だけでなく医療の世界も然りです。特に心の病、脳機能に起因する病などはその最たるものです。「見える」ようにする、すなわち可視化するのがバイタルや…

歩いて医療費削減~メッツ健康法

世の中の健康法の多くは「疑似科学」です。「~が健康に良い」は昔から次から次へと出てきますし、いわゆるトクホも機能性表示食品にしてもそうですが、実は根拠(エビデンス)が乏しい「疑似科学」に過ぎないものがほとんとです。 そんな中でじむが注目して…

読書メモ:負けを活かす技術(為末大)

最も尊敬しまた注目する日本人のひとりが為末大さんです。 為末さんは、陸上男子400mハードルの日本記録保持者で、世界選手権で2度銅メダルを獲得、オリンピックにも3回出場されている世界的なアスリートです。 為末大 - Wikipedia 男子400mハードルの日本…

動的ネットワークバイオマーカー ~将来あるべきヘルスケアを支える技術~

まことに手前味噌ながら500投稿目です。今回は将来有るべきヘルスケアを支える技術として長期的に大いに期待すべき技術について書きたいと思います。 一昨年、数理シミュレーションシステムに強みを有する㈱構造計画研究所のご招待で、同社主催のセミナー「K…

ヘルスケア業界を読み解くキーワード(2)先端技術編②

前回は、毎週社内メルマガで書いているヘルスケアコラムのキーワードのうち、先端的な技術のキーワードを6つ選び解説しました。 jimkbys471.hatenablog.com 前回に続き、今回も先端技術編②としまして、6つのキーワードをご紹介します(6に特に意味はありま…

日本の製薬産業の取るべき道は3つ(その4)

前回(その3)では戦略方向性の2つ目、「コスト・リーダー・プレイ」について書きました。今回は3つ目、名付けて「中分子レイヤーマスター」です。 台頭する可能性のある中分子医薬であるペプチドや次世代抗体医薬、核酸医薬の疾病領域や基盤技術を含めた国…