コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

ピアノ

福田靖子賞選考会公開レッスン第1日

昨日は有給休暇を取得して、福田靖子賞選考公開レッスン第1日を朝10時から夕方5時まで終日聴講してきました。 福田靖子賞とは、ピティナ(PTNA、全日本ピアノ指導者協会)の創立者である福田靖子氏の遺志をもとにピティナ主催で2003年に設立し第1回の選考が…

2017特級グランプリは片山柊くんに決定!

今年も2次、セミファイナルと会場で一部ですが聴いてきたピティナ・ピアノコンペティション特級、昨日の表彰式で特級グランプリが発表されました。 セミファイナルで古海行子さんと並び、いやそれ以上に鮮明な印象を与えてくれた片山柊くんが見事グランプリ…

金子一朗ピアノリサイタル

昨日8/21はこの半年楽しみにしていた待ちに待った尊敬する友人(畏友というべき)ピアニストである金子一朗さんのピアノリサイタルを堪能してきました。 www.t-bunka.jp 予定曲目は上記リンクにあるとおり: リスト:「巡礼の年報第3年」より 第4曲「エステ…

G級全国決勝聴いてきた

3日連続の第一生命ホール。 8/18の特級セミファイナル、8/19のグランミューズG級に続き、昨日はG級のファイナル(全国決勝)を聴きに行ってきました。 G級のファイナルを聴くのは実は初めてなのですが、あの黒木雪音さんが出場することに加え、前に投稿したG…

グランミューズG級全国決勝大会

昨日も第一生命ホールに、ピティナ・ピアノコンペティションのグランミューズG級の全国決勝大会のため足を運びました。 グランミューズG級は、2015年に新設された級で、音楽を音大などで専門に勉強していてもいなくても出場できる級で、課題曲はその名のとお…

特級セミファイナル

2007年からのこの10年、毎年時間が許す限り第一生命ホールに聴きに行っているピティナピアノコンペティション特級のセミファイナル、昨日8/18も聴きに行ってきました。 www.piano.or.jp 朝一と夕方に仕事のミーティングが入っていたため、最初の2人と最後の2…

ピアノに効率を求めるな

フルタイムの仕事を持ちせいぜい1時間しか一日の練習時間が確保できない社会人アマチュアの多くは「効率的」に曲を仕上げる(=コンサートやコンクールで弾ける水準に持っていく)ことに腐心し、様々な工夫をする。 自分もピアノを再開してからというものか…

ピアニストのプロとアマチュアの違い

演奏活動で生計を立てられるのがプロ。それ以外はアマというのが強い定義。 演奏活動で生計を立てることは極めて難しい。ショパンコンクール優勝者ですらままならないのだ。 プロとアマの実力はまったく次元が違う。 たとえばランランのようにアンドレ・ワッ…

ベートーヴェンピアノソナタ第2番〜自分の原点

自分にとって原点と言うべき曲が最も尊敬する作曲家であるベートーヴェンが25歳のとき1795年に書いたソナタ第2番です。 このWikiの解説はとても良いです。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ピアノソナタ第2番_(ベートーヴェン) 中学2年の頃だったか、自分が…

コンクールで出会ったすばらしいピアニスト

昨日(8/8)は仕事のついでにコンクールを聴きに行きました。 ほとんど毎年のように時間を作って足を運んでいる、ピティナ・ピアノコンペティションG級2次です。会場は西武池袋線の大泉学園駅に直結する練馬区の施設、ゆめりあホールです。 仕事の都合で火曜…

ピアノ欲が止まらない

物心つくはるか前からピアノに親しんできた(親がピアノ教師だったので)自分にとってピアノの楽しみは次々に背伸びした曲を弾くことだったので、ありとあらゆる難曲と言われる曲に手をつけてきました。 大学4年できっぱりピアノを(一旦)辞めるまでに手掛…

いちばん大切なことを忘れていたこの15年

仕事もプライベートも一度に重いことが重なりいっぱいいっぱいになっている今日、すがる思いで心を休めるべくウェブ検索したら、あるカウンセラーのサイトに行き当たりました。 「こころにまるを」 http://kokoo.jp 丸尾さんという若い男性カウンセラー。 記…

スクリャービン ピアノソナタ第7番「白ミサ」の録音聴き比べ

1年半前から取り組んでいるスクリャービンのピアノソナタ第7番作品64「白ミサ」は、最もポピュラーな2番「幻想」や5番、その次に演奏機会の多い9番「黒ミサ」、あるいはそれに次いで演奏される4番、3番、10番に較べても演奏機会の少ない、いわばあまり「人気…

幽体離脱してみる

自分を相対化し客観視するために幽体離脱して月ぐらいの距離から自分を見てみた。 職業柄幽体離脱は適宜かなり頻繁にやるべきことなのだが、しばらく心に余裕がなくしておらず、それが却って余裕を失くさせる悪循環に陥っていたことに気づいた。 日本はおお…

本番準備はゴール思考と状態シミュレーションで

今週末は重要な本番、難関コンクールの予選があります。ピアノです。 アマチュア限定のコンクールではないので、音楽の専門教育を受けた人、中にはプロのピアニストもいらっしゃいます。 コンクールに限らず公開演奏は緊張してしまうものですが、「あがって…

ピアノをつぶやく

ここ数ヶ月の自分のピアノに関するつぶやきを集めてみました。 なかなかいいこと言っている。 あとは実践あるのみ。 ここ数日の練習はピアノにピアノを教えてもらっている。数小節弾くと「そうじゃないよ」と言ってくれる。「左手だけ弾いてごらん」「内声だ…

読書メモ:やさしさという技術

仕事でもプライベートでもいろいろ壁にぶちあたっているので、自分に足りないものは何なのかと数週間考え続け、今朝突然ひらめきました。それは やさしさ ではないかと。 一人であれこれ考えるより、先達の考えを聞いたり読んだりした方がよいので、Google先…

読書メモ:負けを活かす技術(為末大)

最も尊敬しまた注目する日本人のひとりが為末大さんです。 為末さんは、陸上男子400mハードルの日本記録保持者で、世界選手権で2度銅メダルを獲得、オリンピックにも3回出場されている世界的なアスリートです。 為末大 - Wikipedia 男子400mハードルの日本…

アムラン作曲トッカータ Toccata on "l'homme arme"

先週終わった第15回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールの予選課題曲で、マルクーアンドレ・アムラン(Marc-Andre Hamelin)が昨年作曲したトッカータ、Toccata on l'homme armeの楽譜がどうしても欲しくてCliburn Shopで注文し、10日ほどでやっと届きま…

京葉銀行文化プラザを救え~音楽ホールの危機~

京葉銀行文化プラザという素晴らしい音楽ホールを有する施設の存続が危ぶまれています。 このホールは719席を有し、自分もここのスタインウェイのフルコンサートグランドを弾いたことがありますが、都内有数のホールにも決して劣らない、弾いていても聴いて…

自己実現とは何か・・・自己超越の手段に過ぎない

マズローの欲求5段階説というのは広く知られています。 あらためてこれがどういう背景で考え出され、どういう示唆があるのかウェブで調べてみようと思ったらこんな記事がありました。 daxiazzz.hamazo.tv なんと5段階ではなく6段階だったのですね(`・ω・´) …

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(4、最終)ファイナル

クライバーン国際ピアノコンクールが日本時間で日曜の最終日で終わり、若干「クライバーンロス」になっていましたが、ようやく回復してきました。 印象に残った演奏をラウンドごとに独断と偏見で選んでお送りしてきましたが、これで最後です。 ファイナルは6…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(3)セミファイナル

まだまだクライバーン国際ピアノコンクールを地球の裏側から観戦した熱狂の余韻がのこっているじむが印象に残った演奏を今回はセミファイナルから勝手に選びます。 セミファイナルともなると、聴衆の期待もかなり高まってきます。予選や二次予選でどんどん期…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(2)二次予選

昨日のエントリーでは予選(Preliminary)ラウンドで印象に残った(個人の感想です)を3名挙げさせていただきました。 jimkbys471.hatenablog.com きょうは二次予選(Quarterfinal)で印象に残った演奏を挙げたいとおもいます。 先ずは韓国のダソル・キム(D…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(1)予選

第15回クライバーン国際ピアノコンクールが終わってしまいました。今回ほど熱心にコンクールを観戦したことは、前回の浜松国際ピアノコンクール(浜松に3回聴きに行きました)以来のことなので、なんだか少々喪失感がありますが、コンテスタントのレベルもウ…

クライバーン国際ピアノコンクール最終日

3週間、4ラウンドにわたり30名のコンテスタントの熱演が繰り広げられてきた第15回クライバーン国際ピアノコンクールもいよいよ今日が最終日です。 6名のコンテスタントが競うファイナルラウンド、きょうは昨日に引き続きピアノ協奏曲が3名とレナード・スラト…

クライバーン ファイナル3日目

第15回クライバーン国際ピアノコンクール、4日間にわたるファイナルラウンド3日目はいよいよピアノ協奏曲です。 1日目、2日目についてはそれぞれおととい、きのう書きました。 jimkbys471.hatenablog.com jimkbys471.hatenablog.com 3日目はファイナリスト6…

クライバーン ファイナル2日目

今日は(現地時間6月8日木曜夜)クライバーン国際ピアノコンクールファイナルラウンド2日目でした。ピアニストもさることながら、ブレンターノカルテットのすばらしいこと。特にチェロが光ります。 本日の演奏者と演奏曲目は下記のとおり: Georgy Tchaidze …

クライバーン ファイナル1日目

今日は(現地時間6/7水曜夜)クライバーン国際ピアノコンクールファイナルラウンド1でした。演奏者と演奏曲目は下記のとおり: Kenneth Broberg, United States(23歳) ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲 作品81 イ長調 Yury Favorin, Russia(30歳) フラン…

ソコロフで聴くベートーヴェン初期ピアノソナタ

先日BS2で放映されたソコロフ(グレゴリー・ソコロフ)の弾くベートーヴェンの初期ピアノソナタを聴いています。 ソコロフは現代最高のピアニストと言われています。そして彼はその呼び名に相応しい唯一のピアニストだと思うのです。 グリゴリー・ソコロフ -…

クライバーン国際ピアノコンクール2017ファイナル時間割発表!

明日から始まる第15回クライバーン国際ピアノコンクール、決勝(ファイナル)の時間割が発表されました。 2017 Competition Results – The Cliburn 6名のファイナリストたちは、それぞれピアノ五重奏曲を1曲と、ピアノ協奏曲1曲を演奏します。 今回のファイ…

クライバーン国際ピアノコンクール2017ファイナリスト発表!

Kenneth Broberg (United States, 23) DVOŘÁK Piano Quintet in A Major, op. 81 RACHMANINOFF Rhapsody on a Theme of Paganini, op. 43 Rachel Cheung (Hong Kong, 25) BRAHMS Piano Quintet in F Minor, op. 34 BEETHOVEN Piano Concerto No. 4 in G Majo…

いま弾きたい曲増殖中

今年はこれから受ける2つのコンクールと秋に予定しているリサイタルのため、取り組む曲を厳選し、説得力のある(決して「完成度が高い」とは言わないことにしました)演奏を、感動を与える演奏、自分が表現できる演奏を目指している訳なのですが、かなりハマ…

クライバーン国際ピアノコンクールをみんなで応援しよう!

ウェブで楽譜を探していたら、クライバーンを応援するサイトに行き当たりました! 170605Cliburn Semifinal Round Concert 8 – Recital~エリコンのセミファイナリスト、イタリアのLeonardo Pierdomenicoさん、16シドニー4位のアメリカKenneth Brobergさん~…

今回のクライバーンで個人的に注目するピアニスト(1)ホンギ・キム

クライバーン国際ピアノコンクールは目下セミファイナルの熱演が続いていますが、前のラウンドの二次予選(Quarterfinal)から注目しているのが韓国のホンギ・キム(Honggi Kim)です。 Honggi Kim – The Cliburn 韓国出身の25歳。ソウルに生まれ、ソウル芸…

クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナルを見るポイント

いよいよあと4時間弱でセミファイナルラウンドが始まります。 ラウンドが進むにつれ聴衆も審査員もコンテスタントへの、演奏への期待は高まります。 もうこの段階に来ると、どんな難曲を弾くかとか、ミスの有無とかは判断基準になりません。 二次予選でカナ…

クライバーン国際ピアノコンクール:セミファイナリスト決定&プログラム作成

現地時間夜遅く、日本時間で数時間前にセミファイナリスト12名が発表されました。20名から12名に絞られました。「えっ」と思うようなところもなくはないですが、いくら前評判は高くとも、またいくら自分が気に入った演奏であってもコンクールというものはそ…

クライバーン国際ピアノコンクール2017:二次予選スケジュールとレパートリー

クライバーン国際ピアノコンクール2017:二次予選スケジュールとレパートリー Quarterfinal Round Schedule つい数時間前に一次予選(Preliminary)の結果発表がありました。電車の中でドキドキしながら聞いていました。 一次予選通過者と二次予選(Quarterf…

【速報】クライバーン国際ピアノコンクール一次予選通過者

The Quarterfinalists of the Fifteenth Van Cliburn International Piano Competition: Martin James Bartlett, United Kingdom, 20Sergey Belyavskiy, Russia, 23⁰Kenneth Broberg, United States, 23⁰Luigi Carroccia, Italy, 25⁰Han Chen, Taiwan, 25Rac…

クライバーン国際ピアノコンクール開催中

メジャーな国際ピアノコンクールの一つとして知られるクライバーン国際ピアノコンクールが始まりました。 4年に一度、夏季オリンピックの次にアメリカ、テキサス州フォートワース市で開催されます。 2017 Cliburn Competition – The Cliburn 2009年のコンク…

ピアノはパラドックスに満ちている

速く弾けるようになりたかったからゆっくり練習しなさい 豊かな音量を出したかったら力を抜きなさい ミスタッチしないように考えるとミスする うまく弾こうと思うと事故る … パラドックスに満ちている

ピアノが弾けるというのはどういうことなのか

自分が生まれる前から母が弾きまた教えるのを聴き、また気がついたらいつの間にか家のピアノを弾いていた、「ピアノ歴≒人生」の自分ですが、そもそも「ピアノが弾けるというのはどういうことなのか」を真剣に考えるようになったのは今年になってからのことで…

メシアン「嬰児イエスに注ぐ20のまなざし」全曲コンサート聴いてきました

昨日は仕事を18:00に切り上げて、楽しみにしていたメシアンの嬰児(みどりご、幼子)イエスに注ぐ20のまなざし全曲コンサートを聴いてきました。 会場は銀座ヤマハにあるヤマハホールです。 ピアニストはイギリス出身の中堅、スティーブン・オズボーンです。…

ウルトラスーパーマニアックなトピックでPV狙わない

価値観の地球的規模での多様化が進展し需要と消費のロングテール化は進展の一途を辿る。 そんな環境に置かれている我々にとって、広く人口に膾炙する話題などより、10万人に1人或いは100万人に1人しか関心を持たれないようなトピック、すなわちウルトラスー…

人を疑うのは損である

コンサルタントという職業から、ロジカルシンキングの基本として常に「すべての前提を疑ってかかる」ことを後進にも指導し、社外講師としても教え、また自分も実践してきたことではありますが、ただひとつ疑ってはならないものがあります。 それは「人」です…

生まれ変わったらこの曲になりたいという曲はあるか

「生まれ変わったらこの曲になりたい」 衝撃的なことばです。 こういうことばがすっとストレートにまっすぐな表情で語れてしまう音楽家。 すばらしいです。 NHK Eテレで5/5朝放映された伊藤悠貴チェロリサイタル。 この番組しばしばチェックしています。 し…

練習論を語る才能

Twitterでピアノ練習法についてふと思ったことをつぶやいたらイイねとリツイートの嵐が発生した。 誰の受け売りでもない自分の考えをわずか50文字ほどで鋭く表現する。 そんな才能が自分にあるのかもしれない。 もっともここに至るまでにはプロのコンサルと…

注目の日本人若手ピアニスト2人

いま注目している日本人若手ピアニストが2人います。森本隼汰君と黒木雪音さんです。 森本隼汰君は今年中学に入ったばかりの若干13歳ながら、既にコンクールで何度も優勝しており、各地のコンサートに引っ張りだこの人気者だそうです。 昨年ピティナのピア…

音楽は指数関数で捉える

音楽について、特にピアノ演奏の上達について線形思考に囚われてはいないだろうか。 「完成度の高い」演奏を100として、練習量xを横軸に、完成度を縦軸にとって100×(1-exp(x))のグラフをイメージする感じ(図の赤線グラフ)。 これだと最初の頃は譜読みが進…

平均律2巻16番フーガの鳥肌パート

ウルトラスーパーマニアックな投稿です。 土曜のレッスンで再度(3回目?)バッハの平均律2巻16番フーガをみていただきました。 このフーガは四声で超過主題まで提示されますが、その後喜遊部(嬉遊部)を経て主題が提示されますが、第2展開部でニ短調で主題…