コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

ピアノ

アムラン作曲トッカータ Toccata on "l'homme arme"

先週終わった第15回ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールの予選課題曲で、マルクーアンドレ・アムラン(Marc-Andre Hamelin)が昨年作曲したトッカータ、Toccata on l'homme armeの楽譜がどうしても欲しくてCliburn Shopで注文し、10日ほどでやっと届きま…

京葉銀行文化プラザを救え~音楽ホールの危機~

京葉銀行文化プラザという素晴らしい音楽ホールを有する施設の存続が危ぶまれています。 このホールは719席を有し、自分もここのスタインウェイのフルコンサートグランドを弾いたことがありますが、都内有数のホールにも決して劣らない、弾いていても聴いて…

自己実現とは何か・・・自己超越の手段に過ぎない

マズローの欲求5段階説というのは広く知られています。 あらためてこれがどういう背景で考え出され、どういう示唆があるのかウェブで調べてみようと思ったらこんな記事がありました。 daxiazzz.hamazo.tv なんと5段階ではなく6段階だったのですね(`・ω・´) …

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(4、最終)ファイナル

クライバーン国際ピアノコンクールが日本時間で日曜の最終日で終わり、若干「クライバーンロス」になっていましたが、ようやく回復してきました。 印象に残った演奏をラウンドごとに独断と偏見で選んでお送りしてきましたが、これで最後です。 ファイナルは6…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(3)セミファイナル

まだまだクライバーン国際ピアノコンクールを地球の裏側から観戦した熱狂の余韻がのこっているじむが印象に残った演奏を今回はセミファイナルから勝手に選びます。 セミファイナルともなると、聴衆の期待もかなり高まってきます。予選や二次予選でどんどん期…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(2)二次予選

昨日のエントリーでは予選(Preliminary)ラウンドで印象に残った(個人の感想です)を3名挙げさせていただきました。 jimkbys471.hatenablog.com きょうは二次予選(Quarterfinal)で印象に残った演奏を挙げたいとおもいます。 先ずは韓国のダソル・キム(D…

クライバーン国際ピアノコンクール:印象に残った演奏(1)予選

第15回クライバーン国際ピアノコンクールが終わってしまいました。今回ほど熱心にコンクールを観戦したことは、前回の浜松国際ピアノコンクール(浜松に3回聴きに行きました)以来のことなので、なんだか少々喪失感がありますが、コンテスタントのレベルもウ…

クライバーン国際ピアノコンクール最終日

3週間、4ラウンドにわたり30名のコンテスタントの熱演が繰り広げられてきた第15回クライバーン国際ピアノコンクールもいよいよ今日が最終日です。 6名のコンテスタントが競うファイナルラウンド、きょうは昨日に引き続きピアノ協奏曲が3名とレナード・スラト…

クライバーン ファイナル3日目

第15回クライバーン国際ピアノコンクール、4日間にわたるファイナルラウンド3日目はいよいよピアノ協奏曲です。 1日目、2日目についてはそれぞれおととい、きのう書きました。 jimkbys471.hatenablog.com jimkbys471.hatenablog.com 3日目はファイナリスト6…

クライバーン ファイナル2日目

今日は(現地時間6月8日木曜夜)クライバーン国際ピアノコンクールファイナルラウンド2日目でした。ピアニストもさることながら、ブレンターノカルテットのすばらしいこと。特にチェロが光ります。 本日の演奏者と演奏曲目は下記のとおり: Georgy Tchaidze …

クライバーン ファイナル1日目

今日は(現地時間6/7水曜夜)クライバーン国際ピアノコンクールファイナルラウンド1でした。演奏者と演奏曲目は下記のとおり: Kenneth Broberg, United States(23歳) ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲 作品81 イ長調 Yury Favorin, Russia(30歳) フラン…

ソコロフで聴くベートーヴェン初期ピアノソナタ

先日BS2で放映されたソコロフ(グレゴリー・ソコロフ)の弾くベートーヴェンの初期ピアノソナタを聴いています。 ソコロフは現代最高のピアニストと言われています。そして彼はその呼び名に相応しい唯一のピアニストだと思うのです。 グリゴリー・ソコロフ -…

クライバーン国際ピアノコンクール2017ファイナル時間割発表!

明日から始まる第15回クライバーン国際ピアノコンクール、決勝(ファイナル)の時間割が発表されました。 2017 Competition Results – The Cliburn 6名のファイナリストたちは、それぞれピアノ五重奏曲を1曲と、ピアノ協奏曲1曲を演奏します。 今回のファイ…

クライバーン国際ピアノコンクール2017ファイナリスト発表!

Kenneth Broberg (United States, 23) DVOŘÁK Piano Quintet in A Major, op. 81 RACHMANINOFF Rhapsody on a Theme of Paganini, op. 43 Rachel Cheung (Hong Kong, 25) BRAHMS Piano Quintet in F Minor, op. 34 BEETHOVEN Piano Concerto No. 4 in G Majo…

いま弾きたい曲増殖中

今年はこれから受ける2つのコンクールと秋に予定しているリサイタルのため、取り組む曲を厳選し、説得力のある(決して「完成度が高い」とは言わないことにしました)演奏を、感動を与える演奏、自分が表現できる演奏を目指している訳なのですが、かなりハマ…

クライバーン国際ピアノコンクールをみんなで応援しよう!

ウェブで楽譜を探していたら、クライバーンを応援するサイトに行き当たりました! 170605Cliburn Semifinal Round Concert 8 – Recital~エリコンのセミファイナリスト、イタリアのLeonardo Pierdomenicoさん、16シドニー4位のアメリカKenneth Brobergさん~…

今回のクライバーンで個人的に注目するピアニスト(1)ホンギ・キム

クライバーン国際ピアノコンクールは目下セミファイナルの熱演が続いていますが、前のラウンドの二次予選(Quarterfinal)から注目しているのが韓国のホンギ・キム(Honggi Kim)です。 Honggi Kim – The Cliburn 韓国出身の25歳。ソウルに生まれ、ソウル芸…

クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナルを見るポイント

いよいよあと4時間弱でセミファイナルラウンドが始まります。 ラウンドが進むにつれ聴衆も審査員もコンテスタントへの、演奏への期待は高まります。 もうこの段階に来ると、どんな難曲を弾くかとか、ミスの有無とかは判断基準になりません。 二次予選でカナ…

クライバーン国際ピアノコンクール:セミファイナリスト決定&プログラム作成

現地時間夜遅く、日本時間で数時間前にセミファイナリスト12名が発表されました。20名から12名に絞られました。「えっ」と思うようなところもなくはないですが、いくら前評判は高くとも、またいくら自分が気に入った演奏であってもコンクールというものはそ…

クライバーン国際ピアノコンクール2017:二次予選スケジュールとレパートリー

クライバーン国際ピアノコンクール2017:二次予選スケジュールとレパートリー Quarterfinal Round Schedule つい数時間前に一次予選(Preliminary)の結果発表がありました。電車の中でドキドキしながら聞いていました。 一次予選通過者と二次予選(Quarterf…

【速報】クライバーン国際ピアノコンクール一次予選通過者

The Quarterfinalists of the Fifteenth Van Cliburn International Piano Competition: Martin James Bartlett, United Kingdom, 20Sergey Belyavskiy, Russia, 23⁰Kenneth Broberg, United States, 23⁰Luigi Carroccia, Italy, 25⁰Han Chen, Taiwan, 25Rac…

クライバーン国際ピアノコンクール開催中

メジャーな国際ピアノコンクールの一つとして知られるクライバーン国際ピアノコンクールが始まりました。 4年に一度、夏季オリンピックの次にアメリカ、テキサス州フォートワース市で開催されます。 2017 Cliburn Competition – The Cliburn 2009年のコンク…

ピアノはパラドックスに満ちている

速く弾けるようになりたかったからゆっくり練習しなさい 豊かな音量を出したかったら力を抜きなさい ミスタッチしないように考えるとミスする うまく弾こうと思うと事故る … パラドックスに満ちている

ピアノが弾けるというのはどういうことなのか

自分が生まれる前から母が弾きまた教えるのを聴き、また気がついたらいつの間にか家のピアノを弾いていた、「ピアノ歴≒人生」の自分ですが、そもそも「ピアノが弾けるというのはどういうことなのか」を真剣に考えるようになったのは今年になってからのことで…

メシアン「嬰児イエスに注ぐ20のまなざし」全曲コンサート聴いてきました

昨日は仕事を18:00に切り上げて、楽しみにしていたメシアンの嬰児(みどりご、幼子)イエスに注ぐ20のまなざし全曲コンサートを聴いてきました。 会場は銀座ヤマハにあるヤマハホールです。 ピアニストはイギリス出身の中堅、スティーブン・オズボーンです。…

ウルトラスーパーマニアックなトピックでPV狙わない

価値観の地球的規模での多様化が進展し需要と消費のロングテール化は進展の一途を辿る。 そんな環境に置かれている我々にとって、広く人口に膾炙する話題などより、10万人に1人或いは100万人に1人しか関心を持たれないようなトピック、すなわちウルトラスー…

人を疑うのは損である

コンサルタントという職業から、ロジカルシンキングの基本として常に「すべての前提を疑ってかかる」ことを後進にも指導し、社外講師としても教え、また自分も実践してきたことではありますが、ただひとつ疑ってはならないものがあります。 それは「人」です…

生まれ変わったらこの曲になりたいという曲はあるか

「生まれ変わったらこの曲になりたい」 衝撃的なことばです。 こういうことばがすっとストレートにまっすぐな表情で語れてしまう音楽家。 すばらしいです。 NHK Eテレで5/5朝放映された伊藤悠貴チェロリサイタル。 この番組しばしばチェックしています。 し…

練習論を語る才能

Twitterでピアノ練習法についてふと思ったことをつぶやいたらイイねとリツイートの嵐が発生した。 誰の受け売りでもない自分の考えをわずか50文字ほどで鋭く表現する。 そんな才能が自分にあるのかもしれない。 もっともここに至るまでにはプロのコンサルと…

注目の日本人若手ピアニスト2人

いま注目している日本人若手ピアニストが2人います。森本隼汰君と黒木雪音さんです。 森本隼汰君は今年中学に入ったばかりの若干13歳ながら、既にコンクールで何度も優勝しており、各地のコンサートに引っ張りだこの人気者だそうです。 昨年ピティナのピア…

音楽は指数関数で捉える

音楽について、特にピアノ演奏の上達について線形思考に囚われてはいないだろうか。 「完成度の高い」演奏を100として、練習量xを横軸に、完成度を縦軸にとって100×(1-exp(x))のグラフをイメージする感じ(図の赤線グラフ)。 これだと最初の頃は譜読みが進…

平均律2巻16番フーガの鳥肌パート

ウルトラスーパーマニアックな投稿です。 土曜のレッスンで再度(3回目?)バッハの平均律2巻16番フーガをみていただきました。 このフーガは四声で超過主題まで提示されますが、その後喜遊部(嬉遊部)を経て主題が提示されますが、第2展開部でニ短調で主題…

自分に嘘をつくな ~自己進化・上達最大の阻害要因を取り除け~

仕事でもピアノでも減量でも或いはスポーツでも最も重要なことは自分に嘘をつかないことだ。 自分に嘘をつくことは自己進化を遂げる上で、自分が取り組んでいることにおいて上達する上で最大の阻害要因となる。 なぜか。 自分に嘘をつくということは、自分の…

弾きたいと言っているうちは弾けない

ピアノを弾く人ならおそらく多くの人は「この曲弾きたい」という曲の一つや二つはあると思う。 そして、それらの曲をいつか弾けるようになりたいと思っていることと思う。 しかし問題がある。 弾きたいと思っているうちは弾けるようにならないというパラドッ…

ピアノは最高の教師である

3年前に恩師に言われた。 「ピアノは最高の教師なんですよ」 音は忠実に演奏者の技術も心も反映する。 容赦無く忠実に。 その違いに耳を傾ければ学ぶべきことは明白であると。 どんなに口喧しい教師よりどれほど厳しい教師より遥かに雄弁で饒舌で的確な教師…

アマチュアぽい演奏の特徴

アマチュアぽく聞こえてしまう演奏にはいろいろな特徴がありますが、裏返せばそれらは良い演奏をするために乗り越えるべき課題であるとも言え、ぼくも日々心掛けていることです。 昨日怒涛のようにTwitterでつぶやいたのでここに列挙します。 1 ppがpになっ…

コンクール参加します

PTNAが1年おきに開催し今年第2回となるグランミューズG級に昨日申し込みしました。 前回は1次予選で課題曲のショパンエチュードから作品10の10番を弾きましたが、準備不足と出だしが速すぎ暴走してあえなく予選落ち。もう一曲弾いたシマノフスキのセイレーン…

想い出のホテルたち(1)

これまで主に出張で各地のホテルに泊まりました。 かなり潔癖な性格なのと、かつて安ホテルでいろいろトラブルがあったのでホテル選びは慎重です。 学生の頃、マンハッタンのど真ん中のホテルに泊まった時は、外出中に扉がこじ開けられて、荷物が荒らされて…

ピアノを弾く人はみな貴族になれる

ふと思った。 ピアノを弾くことは喜びのはずなのになんでこんな重苦しい気持ちで弾いているのだろうと。 不世出の天才たちの傑作を、現代のピアノという進化の末にある優れた楽器で弾けるだけで、貴族になれるのだ。 心に余裕を持たないと良い響は生まれない…

喜びを表す英単語

日本語の「喜び」に相当する言葉といえばjoyかと思いますが、「喜び」にも様々な意味、ニュアンスがあるので使い分けが必要です。 そこでjoyの同義語を調べてみました。いま取り組んでいる曲が喜びに喜びがテーマの多い曲というのが動機です。 同義語を調べ…

自分をマーケティングする

セルフブランディングという言葉があります。 セルフブランディング - Wikipedia これによると、「企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること」とあります。 ぼくは日本の大学院を修了して最初に務めたのは、…

ブーレーズ:ピアノソナタ第2番

今回はふと気になって思い出し、楽譜を引っ張り出してみたピエール・ブーレーズ作曲のピアノソナタ第2番について書いてみたいとおもいます。 ピエール・ブーレーズは1925年(昭和元年ですね)生まれのフランスの作曲家であり指揮者で、昨年2016年に90歳で亡…

生き急いでいる

一年前のことです。 アマチュアピアニストの仲間内でメンデルスゾーンの厳粛なる変奏曲を弾きました。 率直な感想をもらいました。 「生き急いでいる感がある」と。 図星です。 曲想自体がそういうものである面もあるのですが、それだけではありません。 実…

メモ:移調の限られた旋法(MTL)

今回は音楽理論の復習を兼ね、いま取り組んでいるメシアンの移調の限られた旋法について自分なりにまとめてみようと思います。 メシアンの作曲技法については、自身が「わが音楽語法(原題: Technique de mon langage musical)」に譜例付きで丁寧に解説し…

心の呪縛から心を解き放つ

きのうはコンサートのダブルヘッダーでした。 睡眠不足が続きまた連日の長時間勤務で心身ともに疲労がピークに達していたところにこれはとても過酷な試練であります。 しかしそんな追い込まれた状況が幸いしたのかもしれません。 いい演奏ができました。 ミ…

一度挫折した「喜びの精霊のまなざし」に挑む

今回は気合の入った投稿です。書くのに4日かけています。これは1,000PVは行くはず。行かなかったらブログやめるかも。 5年以上前のことですが、幼子(みどりごという場合もある)イエスに注ぐ20のまなざしにはまった頃があり、イボンヌ・ロリオの演奏はもと…

ステージ衣装に悩む

次の土曜日に割と大きなホールで仲間とピアノコンサートをやります。 コンサートに出るなど人前で弾く機会は年に数十回あるのですが、いつもスタンドカラーのホワイトドレスシャツを、3枚あるのですが交互に着ています。 これらです: 左のは刺繍が入ってい…

メシアン 幼子イエスに注ぐ20のまなざし 第19番

先にご報告した第13番ノエルに加えて取り組むことにしました。 第19番 我は眠る、されど魂は目覚め です。 比較的調性感の強い曲です。 嬰ヘ長調。 かつ比較的穏やかな曲です。 壮大な終曲第20曲の前に置かれているので嵐の前の静けさという印象です。 冒頭…

お金の使い途を考える

お金が欲しいと思わない、お金なんかいらないと本音で心の底から徹底的に思っている人、はい手を挙げて名乗り出てその有り余っているお金、いやおそらくそんな超富裕層は現金などほとんど持っていないだろうから株でも債券でも島でもゴルフコースでも絵画で…

読書メモ:すごい私になれる魔法の名言

苫米地英人さんの著作は相変わらず新しいアイデアに富み勇気づけられます。 ゴールを決めれば動ける。悩むのはヒマだからだ。限界を決めてるのは自分のイマジネーション。自己評価が低いから他人の評価が気になる。失敗などというものはないのだ。自信ではな…