コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

医療

【読書メモ】財政破綻後 危機のシナリオ分析

必読書である。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/453235773X/ref=ox_sc_saved_title_1?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1 6名の気鋭の執筆者には友人も含まれているのと、何よりこのテーマは日本にとって安全保障と並びに喫緊かつ重大であるからだ。 書名はセン…

量子コンピュータは実現するのかYoutube観てみた

こんどの研究会で某有名外資系IT企業の方が量子コンピュータの講演をするというので予習をしておかなければならない。 というより、先端技術は仕事上ある程度理解しておかないと(AIでもIoTでもロボティクスでも再生医療でもブロックチェーンでも)いけない…

断食でがんを克服できるのか

ここ2年半にわたる自分の体質改善は実はもう一つ狙いがある。それはがんを発症しないことである。 体質改善として行なっていることは大きく3つ: 1 摂取カロリー制限 2 運動(ウォーキング) 3 サウナ がんの発症メカニズムは未だ解明されていない。 発がん…

fitbit日記:Pole to Poleバッジを獲得

2015年10月14日に開始し、昨日2018年4月2日で902日目でしたが、累積歩行距離(lifetime distance)でもらえるバッジの最高峰、Pole to Poleバッジを遂に獲得しました! Pole to Poleバッジとは、地球の北極から南極までの距離12,430マイル(20,004km)を達成…

なぜ心を身体をケアするようにケアしないのか

我々は身体の病気や怪我に対処するように心をケアしていない。できていない。 いい動画を見た。TEDトークである。 タイトルは"How to practice emotional first aid"(心理的な応急処置をいかに実践するか)。スピーカーは心理学者のGuy Winch氏。2015年2月…

社会的処方研究所を応援しよう!

コンサルタントとして、主としてヘルスケア(医薬品、医療機器、病院、介護・福祉)の領域で戦略策定や新規事業立上支援、事業再生、M&A等多岐にわたって関与してきており、また事業会社でも医療ITを推進していたが、マクロの最大の課題、すなわち当面増嵩す…

骨粗鬆症治療の医療経済学

目下自分が主査を務める社外の研究会のテーマの一つに「骨折予防」を取り上げており、骨折の主たる要因の一つである骨粗鬆症が医療経済学的にPayするか(費用対効果が見合うか)について、文献調査や専門医、製薬会社等へのヒアリングを行なっているところで…

読書メモ:人体600万年史

Twitterで為末大さん(陸上男子400メートルハードル日本記録保持者、元オリンピック選手・世界選手権銅メダル2回獲得アスリート)が「必読です」と勧めていた本を読み始めました。 日本語訳が上下巻で出ていますが: https://www.amazon.co.jp/dp/4152095652…

悪夢は不要な情報の処理プロセス

悪夢は脳が睡眠中に不要な情報を処理するプロセスの投影であるという仮説を信じている。 科学的に検証されているものではない。 大学で単位が取れず卒業できない夢 海外でパスポートも財布も携帯も失くし途方に暮れる夢 ステージでまったく弾けず立ち尽くす…

もはやSFではない

タイムマシンはもはやSFではないらしい。時間の流れは止められないし逆らえなくとも曲げることはできるらしい。 世界のどこへでも数時間で移動できるというのも夢物語ではないらしい。HyperloopやHypersonic Planeの開発が一気に進み実用化するかもしれない…

尊厳死とは何かについて考えはじめてみた

いま自分が主催している研究会のテーマは健康長寿を実現しつつ医療・介護費を抑制することなのですが、先日の研究会の会合において、メンバから直接的に医療費を削減するということでは必ずしも無いにしても(実際には「過剰な」延命治療が抑制されるので医…

ロボトミーとは

今回は、医療の歴史に残る(黒歴史)少し古いキーワードをご紹介します。ロボトミーとはロボットとは無関係で、lobotomyとはlobe(葉)とtomy(切除を意味する接尾辞)から成る単語で、直接的には前頭葉切除術のことです。 あえてシンプルに言ってしまうと、…

腹水について調べてみた

少し前のことですが、ある引案件で、腹水をマネジメントする画期的な製品を開発したので拡販をどうしたらできるかという相談がきました。そこで、あらためてこの腹水について調べてみました。 お腹にある臓器をつつむ膜を腹膜といい、臓器と臓器の摩擦を少な…

fitbit日記:Earthバッジを獲得!

ひさしぶりのfitbit日記です。 前回は20日前、累積歩行距離が東京から大圏距離で12,131kmのハバナ(キューバの首都)に到達したというご報告でした。 jimkbys471.hatenablog.com 一昨日の朝、累積歩行距離が12,713kmを超え、fitbitから与えられるバッジをひ…

終末期医療に関する私見

終末期医療とは、「助かる見込みのないステージに到達した」患者さんに対する診療行為とされているということですが、どうも日本と欧米では考え方が違うようです。 この「助かる見込みのない」というところにかかる言葉として、「あらゆる手段を尽くしても」…

専門薬局という存在

日本の調剤薬局は、アインファーマシーズや日本調剤といった大手が存在し、合従連衡が進行しているものの、最大手のアイングループでも売上高は約1,900億円(連結)、上位5社(アイン、日本調剤、クオール、総合メディカル、トーカイ)の売上高を合計しても…

配置薬業界・企業はどうなるのか

配置用医薬品とは、いわゆる「富山の薬売り」が各家庭(あるいは事業所)に薬箱を設置し、定期的に薬の補充をする訪問販売形式の医薬品のことです。 江戸時代に、前田藩2代目藩主の令を発端に成長の礎が築かれたこの日本独特の業界セグメントですが、ドラッ…

心療内科の現状について調べてみた

精神疾患はあるアンケート調査によると4割から5割は誤診と言われていますし、長期にわたって抗うつ剤や抗不安剤などを服用し続けることで却って病状が悪化するとも言われています(心療内科医は依存性はないと当然いいますが)。 前述のとおり、そもそも精神…

変わりゆく福祉国家

北欧諸国、特にスウェーデン王国は、日本でも高福祉国家としてかつてより認識されており、政府や厚労省の社会保障制度のモデルとしても頻繁にとりあげられる国です。 そのスウェーデンの社会福祉に転機が訪れています。 著名な外交専門誌であるForeign Affai…

あやしい健康法はやっぱりあやしい

かなり前ですが2015年8月のNew York Timesの医療コラムに、インディアナ大学医学部の教授が「水を一日2リットル飲むと身体に良いというのは根拠がない」と書いたことが反響を呼んだことがありました。 ミランダ・カーなどスーパーモデルが一日3リットル水を…

安楽死について少し調べてみた

安楽死(euthanasia)は米国でも日本でも時折話題になります。つい最近(9/29)米国テネシー州で元民主党州知事候補の安楽死(米国ではphysician-assisted suicideと呼ぶ)が違法判決を出されたばかりです。安楽死には積極的安楽死と消極的安楽死(延命治療…

LTTバイオファーマに注目しています

LTTバイオファーマという日本のバイオベンチャーは、他の多くのバイオベンチャーの例にもれず業績的には苦戦しているものの、その戦略的方向性は医薬品業界の進むべき方向を直接的にアドレスしている点で注目すべき企業だとおもいます。 www.ltt.co.jp 進む…

医療におけるベイズ統計

近年ますます注目されている「ビッグ・データ」に関連し、ヘルスケアに限った話ではなく政治や金融、ITの分野で近年ようやく活用され成果をあげつつある数学、特に統計の1分野であるベイズ統計は、実は医薬品や医療機器のシーズ探索含む開発期間短縮に威力を…

いちばん大切なことを忘れていたこの15年

仕事もプライベートも一度に重いことが重なりいっぱいいっぱいになっている今日、すがる思いで心を休めるべくウェブ検索したら、あるカウンセラーのサイトに行き当たりました。 「こころにまるを」 http://kokoo.jp 丸尾さんという若い男性カウンセラー。 記…

英文記事抄録:AIが医療を革新する10の方法

普段仕事の上で情報収集している医療技術系サイトに「10 Ways AI is Disrupting Medicine(AIが医療を革新する10の方法)」という記事があったので読んでみました。 www.qmed.com その10の方法とは: Unlocking the Value of Genomics(ゲノミクスの価値を解…

自分がやってきたことが実はパレオダイエット的だった

おとといの投稿で「ブルーゾーン」について書きましたが、その際に参考サイトを探していたら、よくある「こんな記事も読まれています」に「いかに私は40kg台にまで体重を落としたのか」という記事がありました。 おおっ。 いやまて、これ女性の話じゃないの…

製薬会社が売りたくない抗がん剤があるらしい

最近マスコミ(特に週刊○代など)「抗がん剤は効かない」と主張してきており、それは概ね正しいのですが、中には「効く」抗がん剤も存在します。 オプジーボ、キートルーダ(日本語ではありませんが「効いとるーだ」みたいに聞こえなくもありません)、それ…

読書メモ:ブルーゾーン~世界のセンテナリアンに学ぶ健康と長寿のルール~

ひさしぶりに地元の図書館に足を運び(家から1kmぐらいのところにあるのでいい散歩になります)、来月から自分主宰で始める研究会のテーマである「健康長寿」に関する本を探してみました。 「ブルーゾーン~世界のセンテナリアンに学ぶ健康と長寿のルール~…

「保健医療2035」を読み解く(3)

我々日本人の未来がかかっている最重要の保健医療システムの進むべき方向性を指し示す「保健医療2035」シリーズ3回目は、前々回(1)の現状認識、前回(2)の改革の方向性=パラダイム・シフト、を経て2035年のあるべき姿編です。 (1)はこちら: jimkby…

フレイルとサルコペニア~健康長寿社会はどうしたら実現できるのかについて考えてみた

目下、健康寿命を如何に延ばすかということをテーマとして考えているのですが、健康寿命を短くするものの一つとして、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)は聞かれたことがある方が多いかと思います。通称ロコモとも呼ばれたりしますが、骨や関節、…