コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

シンギュラリティと仕事(1)人工知能は仕事を奪うがだから何?

未来の働き方と生き方(多くのサラリーマンにとって)をとことん考えるきっかけとなったのはシンギュラリティ、2045年問題、すなわち人工知能の進化が加速しある時点で予測不可能な水準に到達すると、少なくとも人間ができることはすべて人工知能ができるようになってしまう(創造、自己複製含め)と人間は不要になるのか、という疑問からだった。

危機感を煽るのが商売のジャーナリズムは面白おかしく職を奪われることを強調し、またオックスフォード大などその恰好の餌となる分析を提供している。ある意味では正しいし既に職の代替は進んでいるが、ではその先に何が我々に起こるのか、そのとき我々はどうすればいいのかについての思索、洞察はあまり聞いたことがない。強いて言えば佐藤航陽さんの「未来に先回りする思考法」ぐらいか(これは名著である)。

奪われるべき仕事は果たして今後も本当に人間がすべき仕事なのか(マクロに見て)。ミクロに見れば自分の仕事も早晩ある程度人工知能に取って替わられるが、それに対して自分がすべきことは、他の職業人同様、人工知能を自分の知性の拡張手段と見做し使いこなすしかない。

オーケストレーターとは人間本来の(未だ代替されそうにない)誰にでもある資質を最大限活かす働き方、生き方の基本動作と考えている。