コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

ソコロフのように弾きたいいや超えたい

ども。アマチュアピアニストの端くれじむです。

何をふざけた妄想をと思われたあなた、はい、それは正しいです。

ソコロフが如何に優れたピアニストを知る人は「そんなことプロですら不可能だ」とおっしゃるでしょう。そしてそれは大方正しいのだろうと思います。

昨日読んだあるコーチングの本にありました。「現状見える範囲に設定した目標はゴールではない」と。

おっ!

画期的ではないですか!

その道のプロ、識者が信じて疑わないことをあえて疑う。ここに進化のきっかけがあります。

そう。だからソコロフ。

彼の演奏聴いたことない方はYoutubeに数々アップされているのでぜひ見て聴いてください。

プロコフィエフピアノソナタ7番、ショパンのプレリュード、スクリャービンソナタ3番、ベートーヴェンピアノソナタ9番などなど。

どれもこれも楽曲の良さがあらためて実感できる鮮やかな演奏です。これを超える演奏は考えられないほどに。

「現代最高のピアニスト」という表現は彼にこそ相応しいのではと思う人も多いでしょう(ただし個人的には多様性を重視するので「最高」という表現は用いることを好みません)。

 

さて、彼はなぜあのような演奏ができるのでしょう?

才能?。。。思考停止ですね

練習?。。。到底それだけじゃないでしょう

IQ?。。。それはもちろんあると思いますね。かなり高い筈です

筋力?。。。いやいや。スポーツじゃありません

 

彼の練習風景を見た訳ではないですが、他のピアニストと全く異なるアプローチをしていると考える根拠もないでしょう。いくら彼とて最初からいきなり暗譜でインテンポで弾けるという訳にはいかないだろうし、仮にそうだとしても、それだけじゃ感動を与える演奏の十分条件には到底なり得ません。もちろん効率は高いですが。

では何が違うのでしょう。

何か決定的に我々にはできないことがあるでしょうか。

あるかもしれません。

しかし我々も進化します。

いま不可能なことも克服できないとは言い切れません。

できない理由を探すのではなく、どうやったらできるかを考えるのがコンサルの基本スタンスです。

楽観とは違います。希望的観測でもありません。夢でも誇大妄想でも大言壮語でもありません。

方向性を有する現実主義です。

周囲の人は100人が100人まで無理というかもしれません。

しかし生物でも学問でも芸術でも技術でもビジネスでも、その時点での「常識」から画期的な成果は生まれてませんよね。

ピアノは例外だと言い切れますか?そしてその根拠は?

やってみませんか?ゴール設定を。