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コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

抗齢社会の先に

医療

おはようございます。経営コンサルタントのじむです。

近年ますますアンチエイジングがビジネスになりまた生活習慣になってきていますが、この状況を誰だか(誰だったでしょう・・・)「抗齢社会」と呼んだ方がいらっしゃいます。単なる和訳でもなく、鋭く描写していますね。

 

従前より医薬・健食・コスメにおける最大のアンメットニーズであるアンチエイジング(すなわち抗齢)は、可能性が見えてきた再生医療により、広義のヘルスケアにおける最大の市場規模であるといっても過言ではありません。

がんや生活習慣病も、そもそも昔は最大の脅威の一つであった感染症が公衆衛生の改善や抗生物質の開発により後退した(多剤耐性菌の脅威は台頭しているが)ことと人類の長寿命化により罹患率・数が高まったとも言え、つまるところやはり『抗齢』花盛りの社会です。

 

滅多に使われないですが、少子高齢化を測る指標の一つが人口の平均年齢(≠平均年齢)です。

2010年に45歳であったのが、2020年に48歳、2028年に50歳になると予測されています。

既に単なる寿命でなく健康寿命が重要視され、アクティブ・シニアが台頭し従来の年齢と身体的・精神的成熟度(あえて老化と言わない)の関係性が希薄になる中、年齢に依拠した考え方・制度も陳腐化していく。定年延長が進めば生産年齢人口も見直さねばならないでしょう。

 

このような現下の「抗齢社会」の先にあるのは、現在の齢に抗うことではなく、単なる記号となる(実質的な意味を持たない)年齢に代わる新たな指標でしょう。

既に「肌年齢」「顔年齢」が簡単に測れるようになり、この先何を以て自分の活力・健康度を図るかが多様化し、また選択肢が増えてもいいと言っては過言ではないでしょう。

 

そういえば元宝塚トップスターの大地真央さんが「年齢は単なる記号」とおっしゃってましたよね。

人間、年老いること、また年老いた先のことで不安を感じるのがもっとも老ける要因だという人もいます。根拠はないのでしょうが、直感的には判る気がします。

 

この先ますます、健康でも外見でも頭脳でも年齢というものが指標としての機能を失う、あるいは同じ実年齢でも大きく幅が出てくることになるのでしょうね。いま美魔女などと呼ばれているのも当たり前になり死語になるかもしれません。