コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

レオくんへの手紙

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いつまでもメソメソしていてもレオくんが虹の橋に安心していくことができないので、レオくんの死を受け容れるためにも、感謝の手紙を書くことにしました。言い尽くせないレオくんへの感謝の気持ちをありったけ綴りたいとおもいます。

レオくん、15年間ほんとにありがとう。そしておつかれさまでした。
2015年12月26日の19時30分にきみが旅立つとき、家族みんなでそばにいれてほんとうによかった。きみは旅立ちのタイミングまでぼくたちのことを慮ってくれたんだね。ほんとうにきみはすごいよ。

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容態が3日間で急に悪化してみんな気が気ではなかったんだけれど、それもきみは苦しみながらもよくわかっていたんだね。きっとこれ以上心配をかけてはいけない、苦労させてはいけないっておもったんだろうね。

でもそんな気遣いは要らなかったのに。ぼくたちはきみがどんな状態になっても、どんなに手がかかっても1日でも長く一緒にいたかったんだよ。

しかしきみはぼくたちにもうひとつ伝えたいことがあったんだね。それは、いつまでも自分に頼っていてはだめだよって言いたかったんだよね。

どんなに長く生きたとしたってぼくたち人間より長く生きることなどできないし、いつか別れの日は来るんだし。だからこそきみは約2年前の2014年3月に多臓器不全と言われたあのときではなく、奇跡的な回復を遂げて無理してでも元気な姿をもう一度ぼくたちにみせて、「ほらぼくだってもう若くないんだよ。突然別れなければならないかもしれないんだよ。だからそのつもりでいてね」と一旦ぼくたちに伝えて、そして約2年間もの長い間、ボーナスのような幸せなときをぼくたちにくれたんだ。

きみはほんとうにすごいよ。

・・・

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思い返すほどに、きみはほんとうに奇跡の存在だったとおもうよ。ぼくたちはきみから教わることばっかりだった。小さいきみはいつも元気で、明るくて、いつもぼくたちを見守ってくれて、家に帰ってきたときはいつもやさしく迎えてくれて喜んでくれて、甘えてくれて、なぐさめてくれて、癒してくれて、話をきいてくれて、そしてぼくたちが具合が悪いときは気遣ってまでくれて。ぼくたちがきみにできたことはほんのわずかしかなかったけれど、でもきみは何も言わなくても感謝の気持ちを表情と仕草で表現してくれた。

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そんなきみと出逢えたことも奇跡としか言いようがないよ。ぼくたちを選んでくれてほんとうにありがとう。ふつつかな飼い主だったかもしれないけれど、ぼくたちは精一杯きみを愛し、きみとの時間はいつもとても大切なものだったんだよ。でも時にぼくたちが言い争いしたり不機嫌だったりしたこともあって、そんなときはきみはとても心配そうな顔をしてたね。ごめんね。ほんとうにごめんね。でもぼくたちは言い争ってもきみを心配させちゃいけないとおもってそれ以上言い争うことをやめたんだよ。きみのおかげで仲悪くならなくて済んだんだよ。だから。。。勝手なこと言うようだけど、許してね。

きみがいなくなったわが家はほんとうに大きな穴がぽっかりあいてしまったよ。冬だから特にそう感じるのかもしれないけど、きみというともしびを失ったわが家は冷え冷えと感じる。でもそんな風に感じちゃだめなんだよね。。。

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ひとつだけでももし希望を言ってもよいかな。きみの旅立ちはほんとうにあっけなかったよ。きみはとても足が速くて、かけっこしてもいつも敵わなかったけど、でもだからってそんなに駆け足で旅立たなくってもよかったんじゃないかな。10分ぐらい心臓マッサージしたんだけど起きてくれなかったね。。。きっと、眠かったんだよね。いちど2年前に眠りかけて、でもまたぱっと起きてくれて、ずっと起きててくれて。でもまた秋に少し眠くなって、そしてとても眠くなっちゃったんだね。ぐっすり眠ってね。安らかに眠ってね。

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いまごろきみはもう虹の橋のたもとに着いたかな。きっとおひさまがきらきらしてて、ぽかぽかしてて、ともだちと一緒に走りまわったりおいしいものを食べたりできてるよね。

旅路は寒くなかったかな。棺の中にきみが子供の頃から着ていたおきにいりのスウェットパーカーと紺のちゃんちゃんこを入れてあげたから大丈夫だったかな。一緒に持って行ったおもちゃで遊んでいてくれるといいな。自分ばっかり遊んでないでともだちにも貸してあげてね。人見知りのきみはこちらではともだちあまりできなかったけど、そちらの世界ではみんなと仲良くなってね。

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いろいろ考えた挙句、いちばんレオくんにお礼を言いたいことは、愛するということがどういうことかをぼくに教えてくれたことに対して。ほんとうに、ほんとうにありがとう。

共働きの家庭に生まれ、両親とも子育てに関心が薄い家庭で育ったぼくにとって、生まれてからこのかたずっと、「愛」というものが何かを知る機会はなかったといってもいいかもしれない。それは機会がなかったということではなく、無自覚無意識のうちに愛というものを遠い存在に感じそして遠いものに自らしてきてしまったからだと思う。

ぼくが本当に何かを誰かを愛しいという気持ちを抱きそしてそれに築いたのは、つい最近、きみが2年前に死の淵を彷徨ったときだった。人は何かの価値をそれを失って初めて気づくというけれども、ぼくは、ぼくたちはあのときおそらく初めて、きみを失うということを実感した。11年前に実の母親を闘病の末に亡くしたときでさえこんな感情は抱かなかった。ぼくはいつの間にかきみを本当に愛していたのだとそのときになって初めて、きみがわが家に来てから13年も経ってからやっと気づいたんだね。遅すぎる。ぼくはいつも何か大事なことに気付くのが遅いんだ。でもきっと君はそれを十分にわかっていて、そしてぼくに身をもって愛することの意味を教えてくれたんだね。そして、ただ気づかせただけではなくて、それを実践するかの期間さえぼくに与えてくれたんだ。きみがいなかったら、きみがそうしてくれなかったら、きっとぼくは死ぬまで愛が何たるかを知らずに理解せずにいたことだと思う。

レオくんがわが家にきたのは2000年12月21日木曜日だったね。2000年11月1日生まれのきみはその時まだ生後2か月足らずですごく小さかった。調布のペットショップでまさこと目が合ってまさこが一目ぼれして急に飼うことに決めたんだったね。調布から車でわが家に連れてこられた最初の夜もきみはぜんぜん泣かなかったんだよね。ほんとは知らない場所に連れてこられて知らない人ばっかりで自分のにおいもしなくて、きっととっても心細くて不安だったろうにね。あの頃から気が強くてしっかりものだったね。いまからおもえば、泣きわめいて具合悪くなるようなこともなくてほんとうによかった。ありがとう。

子供の頃のきみはとても小さくて、手のひらに乗るしスリッパにも入れるぐらいだったね。最初に買ったハウスはいまとなっては頭も入らないくらい小さいものだったけど、あのころはすっぽり入って中で眠れたもんね。かわいかったよ。ぼくたちもハウスでやすむレオくんが大好きだったよ。どうもありがとう。

きみはあの頃ほんとうにいたずらが大好きだったね。おもちゃでもキッチンマットでもスリッパでもありとあらゆるものにかみついて壊しまくったね。キッチンマットはかんでほぐしてラーメンつくってたよね。ぬいぐるみの耳や鼻にかみついてふりまわして耳や鼻がとれちゃったよね。ざぶとんや座椅子もおしっこかけたりファスナー壊してぜんぶだめにしちゃったね。でもぼくたちは一度も叱らなかったよね。だってレオくんはほんとに遊びたかったんだよね。ぜんぜん悪気があったんじゃないってことわかってたよ。そうやってあごとか鍛えてたんだもんね。ほんとにやんちゃで一生懸命でかわいかった。いつもぼくたちを楽しませてくれて、喜ばせてくれてほんとうにありがとう。

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あれから15年間、わが家にもいろいろなことがあった。きみはいつもぼくたちの帰りをまっていてくれて、帰ってくる気配がするとリビングのドアのガラス行使から一生懸命玄関をみて待ってて迎えてくれたよね。どんな遅い時間でも起きてきてくれたよね。どんなに疲れて帰ってきても、外でどんなに嫌なことがあっても、レオくんのお迎えだけですごく心が軽くなったよ。夜遅いことが多かった頃はほとんど毎晩遅くに起こしちゃってごめんね。でもほんとうに助かったよ。ありがとう。

それでもぼくは仕事が辛くて辛くて心が折れちゃった時期があって、立ち直るのに何年もかかったよね。でもその間もきみは決してぼくに愛想をつかすこともなく、話を聴いてくれて、慰めてくれて、癒してくれたんだよ。他の誰よりもきみが頼りだった。そしてきみのおかげで、完全ではないけれど最近やっと立ち直ったんだよね。きっと立ち直ったぼくをみてきみは安心して旅立つ気になってしまったのかもしれないけど。。。そう思うと寂しい気もする。

週末はレオくんと散歩にいくのがとても楽しみだったよ。レオくんも散歩にいく時間になると駆け寄ってきていつも「いこういこう」て誘ってくれたよね。とてもかわいかったよ。散歩に行きたいのにでもなかなか着替えをさせてくれなくって、格闘したっけね。あと、家を出るときに興奮するのかほえまくったよね。「いってくるぞ!」て言ってたのかな。外に出るから気合入れてたのかな。でも吠えるレオくんもとても元気で、元気なレオくんをみるのはいつもとてもうれしかったんだよ。ありがとう。ここ1年はきみも元気がなくなってきて、もうきみと散歩にいくこともなくなってしまったけれど、でも抱っこして少し外を歩くだけでもきみは散歩した気になってくれたよね。少しさびしかったけど、やはりおんもには行きたかったんだよね。ぼくたちは車や電車や飛行機に乗って遠くにいくことはできるけれど、きみはひとりで外に行くこともできないしね。ごめんね。でもきみは車に乗るの怖がるからあまり乗せないようにしてたんだよ。どうかわかってね。ゆるしてね。

きみのことを思い出すたびにぼくたちは涙が出ちゃうけど、涙は雨降り地区の雨となってきみはそこで寒い思いをしなくちゃいけないんだよね。ぼくたちが泣いている限りきみはあのおひさまぽかぽかの虹の橋には行けないんだよね。ごめんね寒い思いをさせて。ぼくたちはもう泣かないから。ぼくたちの心の中できみはもう病気になることもなく、いつまでも元気で明るいレオくんで居続けてくれるんだもんね。だから安心して虹の橋に行ってぼくたちを待っていてね。こんどこそきみが教えてくれたたくさんのことをちゃんとできるようになって、いつかそこに迎えに行くからね。そちらの1日はこちらの1年だっていうからきっともうすぐ会えるよ。そしたらまた一緒に走り回ろうね。

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レオくんいままでほんとうにありがとう。