コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

ポジティブな自分は身体の動きから

仕事でも芸術でも学問でもポジティブなイメージはすべてにまさります。

「できる」と心からおもえること。

アファーメーションとかいって「私はエネルギーにあふれている。私に不可能はない。私は必ず成功する」とか何度も何度も自分に言い聞かせたりするのがありますが、個人的にはそれを何年もやってきてあまり効かないと思っています。

(何十年もやれば効くのかもしれませんがそんなに待てませんね)

 

人間の意識なんて無意識にくらべれば圧倒的に小さな存在だし、意識して「自分はすごい」「自分はできる」「自分は美しい」とか思ってもだめです。もっとも、「自分は何をやってもだめだ」「自分には無理だ」「なんて自分は醜いんだろう」と思うよりははるかにマシであることは確かですが(ネガティブなイメージの方がイメージし易いので認知バイアスにより自分が本当にそうなってしまいます。危険ですからネガティブなイメージに自分を寄せるのはやめましょう)。

 

人間は実は自分が意識するより先に無意識レベルで行動を起こしているのだそうです。

自分が足を運んだと意識するのは、無意識が足を動かすよりずっと後のことなのだそうです。

 

気分が重苦しいとき、ストレスを抱えているとき、自然に微笑が出てくる人はいないでしょう。しかしどうでしょう。あえて笑顔をつくってみるのです。ここは無理して行動に移すのです。表情筋を動かすのです。あれ、なんか心が軽くなった気がしませんか?これは気のせいではないのです。

 

スキップしてみましょう(あまり往来でやると危険です)

踊ってみましょう(電車の中とかではやらないでください)

 

どうですか。

スキップしながら、踊りながら、鬱になれますか?絶望できますか?

できる人もいらっしゃるかもしれませんが、むずかしいですよね?

 

ぼくはストレス解消にはとにかく運動します。基本的には歩きます。気分が軽くなってくるまで歩きます。気分が暗いまま30分歩き続けるのは難しいものです。

ストレスは脳を萎縮させます。知能が低下します。呼吸が浅くなり姿勢も悪くなり血行も悪くなります。いいことは何一つないどころかますます体調も悪くなり悪循環です。ストレスを感じている人は傍からみればわかります。

 

ポジティブな自分は頭で考えるのではなく、身体を動かすことで作りましょう。