君の名は。(句点を忘れずにね!)の累計興行収入が230億円とかなんとか騒がれているが、邦画アニメの傑作といえば自分的に完全に私的に個人的には千と千尋の神隠しと風の谷のナウシカである。
君の名は。は海外出張の行きの機内で、興味無かったが、いちおう話題なので見てやるかと見始めたが、10分で見飽きて以後見てない。
最後まで見れば面白いのに、では映画もドラマもプレゼンも失格である。導入で観衆聴衆視聴者を惹き込む「つかみ」は必須要件である。
自分もプロのコンサルとして、また社外講師として常にそのプレッシャーの中仕事をしているのだ。つかみテストに落ちたらダメであるでござる。
で、風の谷のナウシカだが、世界観も映像もキャラクターも音楽もテンポ感も完璧である。
キャラクターは蟲たちも人間たちも素晴らしいが、何と言っても巨神兵は圧巻である。
巨神兵は前世界で地上をわずか七日間で焼き尽くした過去の存在だけに、全身はほんの一瞬しか出て来ず、トルメキアが発掘した生き残りが現れても直ぐに溶けてしまうが、それが却って巨神兵の神秘性を増す憎い演出である。
これってもしや厨二病とかってやつ?(`・ω・´)