コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

IQ

大好きな映画のひとつです。

1994年アメリカ映画(パラマウント)。メグ・ライアンティム・ロビンス主演。邦題「星に想いを」。

勝手にあらすじを語る:

メグ・ライアン演じるキャサリン・ボイドは、プリンストン大の気鋭の数学者で、アルバート・アインシュタインの姪。

ある日、車の故障で自動車修理工場に入り、車の修理を依頼するが、その際に懐中時計を置き忘れてしまう。

ティム・ロビンス演じる自動車修理工のエド・ウォルターズはキャサリンに一目惚れしてしまい、キャサリンが置き忘れた懐中時計を、自動車を預かった際に記載された住所から辿って家に届けにいくと、出てきたのはアインシュタインだった。

実は物理が好きなエドはアインシュタインであることを即座に認識し、大学者が出てきたのでびっくりしてしまう。

アインシュタインもエドに好感をもち、またエドがキャサリンに好意を抱いていることを察知し、姪のキャサリンとの仲を取り持とうとするが、キャサリンは天才にしか関心を示さないため、エドが実は天才科学者であることを仲間の学者たちと企てて大芝居を打とうとする。このドタバタがこの映画のひとつの魅力。

 

個人的には、自分がアメリカ留学時代に数日間滞在した、ニュージャージー州プリンストンにあるプリンストンのIAS(高等科学研究所)がそのまま映画の舞台になっていたことも親しみを覚えたこともあります。

 

しかし、やはり名作映画が名作たる所以は、印象的なキレのいいセリフがちりばめられていることにあります。

たとえば:

  • Don't let your brain interfere with your heart.(アインシュタインがなんでも科学で説明しようとする姪のキャサリンに対してこう言う)

  • You took Albert Einstein for a ride on that thing?(アインシュタインとすっかり意気投合したエドが自分のバイクにアインシュタインを乗せて走ったことを知ってキャサリンがエドに詰問する)

  • "Are you thinking what I am thinking?" (Albert Einstein) "Well what would be the odds of that happening? (Ed Walters) (アインシュタインがエドに「同じことを考えてる?」と尋ねると、エドは「(あなたのような天才科学者とぼくが)同じこと考えるなんてあり得ます?」と返す)

セリフを聞いただけではイメージしにくいかもしれませんが、個人的には英語のキレといい、キャラとの相性といい、そのやりとりの絶妙さといい、とても気に入っているセリフ(と場面)です。

またとても見終わってほのぼのする映画でもあります。

ぜひ字幕版でご覧ください!