米国時間の昨日、NASAがわざわざ予告してアナウンスした、居住可能な3つを含む、赤色矮星を周回する7惑星系が、地球から「わずか」40光年の距離に見つかったという「事実」はそんじょそこらのハリウッドSFを上回る。
さすが金かけてるだけのことはある。しかも一応SFではなくSR(scientific reality)であるから説得力が違う。
1960年代の月面着陸はニューメキシコだかアリゾナで撮影されたでっち上げなどという説もあるものの、世界同時生中継で湧かせることなどハリウッドには到底できないだろう。
アポロ計画が終わり、スペースシャトル計画が終わり、ニューホライズンはせっかく冥王星をとらえたのに冥王星は準惑星に格下げ、というところに今回のこの発見!NASA応援団としては待ってましたというところである。
地球上が閉塞感に満ち、フロンティアが枯渇している状況で、40光年というも少しがんばれば行けそうなところに、居住可能な惑星が3つもあるとは、なんと我々人類を勇気づける発見であることか!
人間の進化をドライブするのはイマジネーションであると信じて疑わない筆者にとって、今回の発見の意義はとても大きいものなのだ。
ドナルド君、NASAの予算増額してどんどん我々のイマジネーションを刺激し、フロンティアを広げ続けてほしいな。