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コンサルタントはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

ブーレーズ:ピアノソナタ第2番

今回はふと気になって思い出し、楽譜を引っ張り出してみたピエール・ブーレーズ作曲のピアノソナタ第2番について書いてみたいとおもいます。

ピエール・ブーレーズは1925年(昭和元年ですね)生まれのフランスの作曲家であり指揮者で、昨年2016年に90歳で亡くなりました。

子供の頃、マウリツィオ・ポリーニが、当時一部では演奏不可能とも言われた難曲をレコーディングしたという宣伝文句をどこかで目にしてレコードを買ってもらい、全然判らないけどなんかすごいなと思って、親にねだって当時1万円ぐらいした楽譜も買ってもらいました。

弾いてみようと思いましたが、当時の自分が弾ける訳もなく、1ページ目(というか最初の1フレーズ)で諦めた記憶があります。

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茶色っぽいですが最初から茶色っぽいのです。

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演奏指示があります。現代曲は作曲者が細かく指示をすることが多いですね。

総演奏時間は4楽章合計で32分とあります。長いです。

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1楽章の冒頭は激しい下降音型で印象的です。

Wikipediaより以下引用:

    • 第1楽章 Extrêmement rapide(とても速く)

    12音音列は「D-A-D#-G#-C#-F-G-Bb-B-C-F#-E」
    ソナタ形式の解体が試みられる。断片的な動機を積み重ねた主題と和音の主題という2つの主題の対比など、伝統的ソナタ形式の要素を引き継ぐが[1]、それらは曲の展開に従ってしだいに解体されてゆく。

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 2楽章は一転、しっとりした感じです。

Wikipediaから以下引用:

    • 第2楽章 Lent(遅く)
    緩徐楽章。一種の変奏曲形式をとる。冒頭の主題はそれ自体の要素によって増殖し、クライマックスを形成した後、何事もなかったかのように、元の静寂な曲調へと戻る。

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 3楽章はまた一転して軽快な感じです。

以下同じくWikipediaから引用:

    • 第3楽章 Modéré, presque vif(中ぐらいの速さで、生き生きと)
    12音音列は「D-A-D#-G#-B-E-F#-Bb-C-C#-G-F」
    スピード感と躍動感のある短い楽章で、4つのスケルツォ風の部分とそれを中断する3つのトリオで構成される。なおスケルツォの部分だけ見ると基本形 - 逆反行形 - 基本形の変奏 - 基本形の変奏の逆反行形 となっていることがわかる。

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終楽章はフーガです。ハンマークラヴィーアも4楽章は大規模なフーガですね。

これもWikipediaから引用:

    • 第4楽章 Vif(生き生きと)
    導入部に続いて、フーガ的な遅い部分と細かい動機が炸裂する速い部分からなる主部が現れるが、第1楽章と同様に曲の展開に従って解体されてゆく。
    コーダではドイツ音名による「BHCA(BACHのアナグラム)」の音が提示され、バッハへのオマージュとなっている。

現代曲の大規模なピアノ曲としては比較的頻繁に演奏される方ではあるものの、やはり演奏は少ないです。

たとえば全曲動画はこちら:

www.youtube.com