コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

おとぎの国日本再興

「このままで日本は大丈夫なのか」

「日本の未来は明るいのか」

と街角で100人に聞いて「はいはいはーい!そうおもいまーす!」と胸を張って答えられる人は何人いるだろうか。1人でもいるといいな。

・・・というのが現実ではないでしょうか。

世界最速で進行する少子高齢化、止まらない国債発行、社会保障負担増大、年金受給の位見通し、経済低迷、世代間資産格差孤独死シャッター街、過疎化・集落消滅・・・問題は山積してかつ深刻化の一途を辿ります。

年金を負担する人のイラスト(肩車型)

政府もマスコミも不安を無責任に煽ってますね。

しかしぼくは日本がその強みを活かし再興できると信じています。

はっきり言います。

日本はおとぎの国になるのです。

天国のイラスト(背景素材)

人間は情報空間に生きています。「仮想現実」といいますが、仮想現実を信じるならそれは既に「仮想」ではなく「現実」なのです。そして、他者から与えられる「現実」がどうであれ、それをどう認識するかで我々が幸せにも不幸にもなれるのです。どんな状況でも希望を持てること、その素養において日本人は類稀な能力を持っているのです。

日本の昔話には少子高齢化を打破するヒントがあります。桃太郎は川に流れてくる桃を割ったら元気な男の子が出てきました。竹取物語は竹を割ったらお姫様が出てきました。出生率など関係ありません。

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日本のアニメは世界中で親しまれています。果てしない空想妄想イマジネーション炸裂です。この空想力、妄想力、ほとばしるイマジネーション、これは情報空間に暮らす我々にとって新たな世界観を形成する上できわめてパワフルです。

単なる一文化としてのアニメではもはやないのです。それはおとぎの国日本の体現なのです。

まずは我々がおとぎの国の主人公になるのです。我々が生きていてすばらしい、バラ色だ、と思うおとぎの国をイマジネーションを空想を妄想をフルに発揮して「現実」のものとし、その中で生きるのです。テクノロジーがそれを可能にしてくれます。身体的なハンデがあろうとも、精神世界に喜びを見出すのです。

どれだけ資産をもっているかは関係ありません。情報が通貨になり、価値の交換は情報で行なわれます。資産は交換され、共有(シェア)されます。シェアされればされるほど価値は高まります。

そんなおとぎの国日本に魅力を感じて来日する外国人もおとぎの国の住人としてひととき充実した時を過ごすのです。その体験を国に帰って伝え、ますます日本の価値は高まるのです。京都も奈良も箱根も夢の世界になるのです。既に夢の世界ですが。

TDRUSJもアメリカから輸入したコンセプトですが既に日本の夢の世界の一部になり浸透しています(レゴランドはまだわかりません)。

日本人に強いと言われるお金を蔑む傾向、金儲けを罪悪と考える傾向、これはそれでいいのです。これからのお金は情報になるのですから。従前の概念を嫌いなのはむしろ好都合です。

GDP成長率などは過去の指標となります。そんなものでおとぎの国の価値は測れないのです。もし指標が必要ならあえてGDO(Gross Domestic Otogi)でも適当に定義しておけばいいのです。

おとぎの国で最も重要かつ唯一重要なものは夢を見ることです。どれだけ良い夢を見れるか、どれだけバラ色の世界観を持てるか、それだけが重要なのです。

このようなビジョンはいまの政府には描けないでしょう。あまりにも大きなパラダイムシフトだからです。彼らの考える「現実」とあまりにもかけ離れているからです。

おとぎの国にもしかし国を維持するために必要なことはあります。夢を壊すことは重罪であり極刑に値します。警察の役割、司法の役割も変わります。

従来の産業が無くなる訳ではありません。しかし役割は変わります。すべて国民に夢を与えることが産業の存在意義になるのです。食も住も衣もすべて夢を育むことが目的となります。夢のように電車は走り飛行機は飛ぶのです。夢を見たくて人は旅行し、夢を見たくて人は人と出会い共に時間を過ごすのです。そして良い夢をみるべく眠り、睡眠中にさらなる夢を創造します。

夢を見ている人のイラスト

いかがでしょうか。

こんな世界は実現不可能だと思いますか?

そういう考えはおとぎの国では罪に該当します。夢を壊してはならないのです。

ぜひおとぎの国日本をつくりましょう。