コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

サイタメグジット

昨日Twitterにこのような画像が流れて衝撃を受けました。

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埼玉産のブロッコリーが「輸入」となっています。

これは何を意味するか、頭脳明晰な読者の方々には100分の1秒もかからずとご明察のとおり、埼玉は外国なのです。

そう。日本国から独立してしまったのです。

住民である私ですら全く知りませんでした。

マスメディアも取り上げていません。

昨年Brexit(イギリスのEU離脱)が世界中に衝撃を与えましたが、イギリスにはスコットランド独立という火種は未だくすぶっていますし、カナダはケベック独立、中国に返還された筈の香港はちっとも中国の一部とは思っていない、などなど今世界は独立の機運が高まっているのです。

もともと第二次世界大戦後の東南アジア各国がかつての植民地の宗主国から次々に独立したのは、日本が彼らに勇気を与えたからでもあります。

埼玉県民として東京に通う身(東京出身ではありますが)として、埼玉県民の地元愛が全国最下位であること、東京のベッドタウンに成り下がっていること(ちなみに英語を母国語とする方々の前でbed townという和製英語を使ってはなりません。ラブホテルだと思われて恥をかくこと必至です。やってみてください)、など、埼玉県はアイデンティティ・クライシスに陥っていたのです。

「さいたま帝国」説が流れたのには、このような背景があるのです。

さいたま帝国 - chakuwiki

 

しかしなぜ住民にすら知らされずに埼玉県は独立したのでしょうか。

埼玉県のホームページにも一切「国」である旨の記載はありません。

埼玉県公式ホームページ

しかし一方で、国ではないという明確な記載もありません。

アンビバレンスです。

唯一のヒントはトップページの右上にあります。

 

「彩の国」

 

しかしこれは前から言っていたことであって、これが国家を意味するとは公式には伝えられていませんでした。

埼玉県は賢いのです。スマートなのです。インテリジェントなのです。

独立するなどと事前に察知されたら、愚かなネタ探ししかしないマスコミにつぶされてしまうでしょう。

東京オリンピックの開催費用負担を押し付けられたことが最後の藁の一本になってしまいました。東京都知事ですら埼玉県の独立を察知することができなかったのです。自分のわがままのために日本がGDPを20兆円強も失ったのです。

この責任をとても負えるものではないでしょう。もし埼玉県を取り戻したいと思ったら、東京都として土下座して三顧の礼をもってベッドタウン扱いに下僕扱いにしてきた過去からきっぱりと決別し、最恵国待遇を持って埼玉に接し、むしろ東京都が埼玉県に従属するぐらいの決意を示さなければなりません。その上で共に日本に復帰しても構わないと我々埼玉県民が納得し満場一致で合意した暁には日本に戻ってやるかもしれません。

あの県民SHOWなどと都道府県間のくだらない争いを助長する番組を制作したテレビ局にも責任の一端はあります。あのテレビ局にもう未来はないでしょう。

 

それから、ダサイタマなどと過去に暴言を吐いた芸能人もいましたが万死に値します。

 

もう埼玉を軽んじてはなりません。蔑んではなりません。埼玉はもはや日本ではないのです。そして、埼玉としての戦略をもっています。日本にはない国家戦略があるのです。埼玉を敵にしないよう、くれぐれも忠告させていただきます。

 

埼玉県民は本来慈悲深く忍耐強いのです。しかし長年にわたって虐げられてきた挙句に他自治体の面倒まで見させられるという非道にさすがに強靭な堪忍袋も耐えられなかったのです。

 

このようなことが他の道府県に起こらないとも断言はできません。

たとえば中部なのか近畿なのか判然としない三重県、北陸だったり甲信越だったり存在が曖昧な新潟県などは危険です。皆さん、三重県新潟県に敬意を払いましょう。くれぐれも注意することです。