コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

スクリャービン ピアノソナタ第7番「白ミサ」の録音聴き比べ

1年半前から取り組んでいるスクリャービンピアノソナタ第7番作品64「白ミサ」は、最もポピュラーな2番「幻想」や5番、その次に演奏機会の多い9番「黒ミサ」、あるいはそれに次いで演奏される4番、3番、10番に較べても演奏機会の少ない、いわばあまり「人気の無い」曲ではあるのですが、これまで2番、3番、4番、5番、7番、10番に取り組んだことのある自分的には最も好きな曲であります。

そうはいってもYoutubeで検索するとけっこう出てきます。Youtubeさすがですね!

個人的にはスタンダードとされるアシュケナージのCDを最初の頃は良く聴いています。よい意味でクセのない正統的な演奏で好ましいです。

あとはiTunesでマイケル・ポンティの演奏も聴きます。通常12分程度かかるこの1楽章ソナタを9分という超高速で弾いています(ただし速過ぎて弾けないところはゆっくりになっている)。

Youtubeでいくつか聴いてみました。

まずはカナダの現役ピアニストであり作曲家でもあるマルク=アンドレ・アムラン(Marc-Andre Hamelin)の演奏。ダイナミックです。

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続いてロシアの往年のピアニスト(現在80歳)であるイゴールジューコフ(Igor Zhukov)の演奏。たっぷり歌っていますがいかんせん遅すぎです。16分超かかっている演奏はおそらく最も時間かけているでしょう・・・

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続いてはこれもロシアのピアニストであるネルセシアンの演奏。最初にインタビューが入っているので5:25あたりから演奏が始まります。日本でもマスタークラスなどをなさっておられる先生であり、とても参考にすべき演奏だとおもいます。

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続いてはロシアの若手(1984年生まれの33歳)で2012年の浜松国際ピアノコンクールの覇者でもあるイリヤ・ラシュコフスキーのつい最近のコンサートの模様から。なんと先月アップされたばかりなのですね!自分が苦労している難所中の難所をまったくごまかさず楽々と弾いているのが悔しい・・・

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日本人の演奏はこれを選びました。クリーブランド国際コンクールを制した日本の期待若手ピアニスト福間洸太郎くんのさわやかな白ミサ!(実際お会いして話すとほんとにわやかな青年です)

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実はもう一人紹介したい日本人ピアニストの演奏があるのですが、アップするとご本人に怒られるので(友人なのです)控えます!!!

 

刺激を受けたのでますますがんばらねば!