コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

安楽死について少し調べてみた

安楽死(euthanasia)は米国でも日本でも時折話題になります。つい最近(9/29)米国テネシー州で元民主党州知事候補の安楽死(米国ではphysician-assisted suicideと呼ぶ)が違法判決を出されたばかりです。
安楽死には積極的安楽死と消極的安楽死(延命治療を中止する等)があり、日本では前者は刑法殺人罪が適用されますが後者は広く行われており刑法には触れません。しかし海外ではスイスやオランダ、またアメリカでもカリフォルニア(2015年合法化)などいくつかの州(ただし大多数の州では違法)では積極的安楽死は合法化されています。
1990年代に世界的に話題になったのが米国でケボーキアン博士( Kevorkian)がミシガン州で40名の患者の死を幇助したという出来事でした。彼は一旦安楽死を自粛したもののまた再開して告発されました。今でも合法化を検討中の州もあり、未だに決着のついていない問題です。安楽死肯定派は延命医療は医療費の無駄使いだと言ったり患者の尊厳が無視される、また現在日本で合法な積極的安楽死には「(末期)患者の意識がはっきりしており安楽死を自分で主張できること」という厳しい条件がついていることを指摘していますが、医の倫理が本質的に問われる問題でもあり、短期的に決着が見込まれる問題では到底ありません。
手塚治虫の「ブラック・ジャック」には積極的に安楽死を行なうドクター・キリコが出てきますが、自身医師でもありまた社会問題を積極的に題材にした彼らしい視点でもあります。

今は世界的に患者の尊厳が重視されるトレンドにあり、今後も時にクローズアップされるものと思います。