コンクールと公開レッスンを過去1週間立て続けに視聴し、古典派ソナタの重要性をあらためて思い知らされました。
そこで、あえて最初に習ったベートーヴェンのソナタをやり直すことにしました。
ベートーヴェンのソナタ第2番は、中学2年のときに先生から勧められて取り組んだ曲です。
この1楽章はイ長調2/4拍子Allegro Vivaceです。Vivaceは快活にです。
この楽章の特徴はカノンです。対位法的扱いをきちんと表現することが命です。
またテンポは速すぎず、16分音符の三連符がきちんと拍におさまるテンポで拍感をきちんととることが大切です。
一見易しそうですが実はかなり高度な技巧を要求される曲です。
ベートーヴェンらしい場面の違いによるドラマティックな性格付けも重要です。
9/1に初レッスンなのでひたすら丁寧にさらっています。