コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

目標はレコーディング

ピアノは好きな曲が弾けなくても取り組むプロセスを楽しむものだし楽しまなければ上達も無い。

日本人特有の「がんばる」的な苦行は上達には逆効果だ。長時間がむしゃらにただ弾いても、それなりに「弾ける」ようになるかもしれないが、人に聴かせる音楽にはならない。

しかしただ弾いてて楽しいだけでは、自分勝手な独りよがりの演奏になってしまいがちである。これはプロであり音大で教鞭を執る立場である私の師匠ですらそう仰る。彼は定期的にレッスンを受けている。

マチュアにはしたがってレッスンを受けることは当然として、コンクールに出たり、コンサートに出演したりという目標が上達のマイルストーンとして有効であり必要である。

私は目標設定をまずレッスンを受けられるレベル(lesson ready)を最低到達水準に置き、次にコンクールに参加できるレベル(competition ready)、その上にリサイタルで弾けるレベル(recital ready)、そして最高水準にDVDに録画録音できるレベル(DVD ready)を置いている。まだ手を付けはじめただけの曲はNR(not ready)、レベル0とする。

 

それぞれ略してLR、CR、RR、DRとする。そしてこの4段階のレベルの自分なりの定義は以下のとおり:

 

レベル1 LR(lesson ready, レッスンを受けられるレベル): 先生にもよるが、原則として自分なりに曲をアナリーゼ(分析)し終わっており、運指も決まり、ある程度弾き込んで暗譜で弾けるが、インテンポでは弾けず、まだ一部メカニカルに弾けない部分も残っている状態。解釈にも判断に迷うところがある。

現時点でこの状態の曲: バッハ平均律2巻19番(すでに何回かレッスンは受けている)、ベートーヴェンピアノソナタ第2番1楽章、ショパンワルツ作品64の2、ショパンマズルカ作品24の2、ショパン幻想ポロネーズ

 

レベル2 CR(competition ready, コンクールに参加できるレベル):既にインテンポで暗譜で弾けるようになっており、レッスンを受け解釈も定まっている状態。

現時点でこの状態の曲: メシアン喜びの聖霊のまなざし、バッハ平均律2巻14番&16番&23番、ハイドンピアノソナタ60番、

 

レベル3 RR(recital ready, リサイタルで弾けるレベル):レッスンを受けまた公開演奏を何度も重ねておりかなり自信をもって弾ける曲。ただし自分の演奏の録音を聴くと「うーん」となってしまう状態。

現時点でこの状態の曲: スクリャービンソナタ第7番白ミサ、シマノフスキセイレーンの島、ショパンエチュード作品25の5、

 

レベル4 DR(DVD ready, DVDに録画録音できるレベル): 公開演奏で評価も高く、自分で聴いてもある程度納得のいく演奏がconsistentにできている状態。これならDVDに録音録画して繰り返し聴くのに耐えるという状態:

現時点でこの状態の曲:ありません・・・

 

いまの目標はレベル4の曲を1曲でもつくることです。これこそ真のレパートリー!