コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

イノベーションを起こす(2)

前回はイノベーションとは何かにつき簡単に持論を述べました。

 

jimkbys471.hatenablog.com

 

引き続きイノベーションの定義です。

コンサルタントは本来言葉の定義を厳密に行った上で厳選して使うのが基本姿勢です。なぜならばクライアントの現状や思いを正確に理解しまたこちらの提言を腹落ちするように伝えるにあたり、曖昧さは最大の阻害要因になるからです。

また、特に日本企業の経営者とお話しする際には、できるだけカタカナは使わないようにしています。カタカナ、特にビジネスの所謂バズワードbuzzword)に嫌悪感を覚える方もいらっしゃるからです。

イノベーションは日本語では革新と訳されることが多いです。改革でも変革でもないです。

またブレイクスルーとも違います。

ただの変化でもありません。ビジネスにとっては、内的にも外的にも常にその置かれている状況すなわち事業環境は刻々と変化しますから、変化が必要なことは言うまでもありません。

ブレイクスルーとの混同が厄介です。私の考えでは、何か従前では技術的に不可能であったものを、従来とは異なる方法で克服、したがって文字通りその壁を破ること自体がブレイクスルーであり、イノベーションという概念の真部分集合だと思っています。また、方法とは必ずしも科学技術ではなく、新たな視点や知恵であってもいいです。ここにはさらに「技術」とは何か、という論点もあります。

決して言葉遊びや神学論争ではなく、前にも書いたとおり正しい定義で用いることは極めて重要なのです。