コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

the third way

仕事を含め常に生産的創造的であろうと努めているが、その基本の一つがthe third wayである。

問題を解決する上で、新しいことを生み出そうとする上で欠かせないのは有効な議論である。

ある論点に対して、Aという仮説とBという仮説があり、互いに対立する仮説である場合、どちらが全面的に正しいかもしれないし正しくないかもしれない。またいずれも部分的には正しいかもしれない。純粋科学を含め、現実にはほとんどの場合こういう状況であろう。そうなると、Aを主張する者がBを論破することもその逆も生産的な解決にはならない。お互いの正しい部分を認めつつ、では最も正しいと考えられる(そのときおかれている状況に照らして)Cとはどのようなものかを建設的に議論し合意する、その合意したCこそがthe third wayである。

もともと政治の世界において、資本主義か社会主義か、に対していずれでもないあり方は何か、を指すことば、あるいはその姿勢をthe third way(第三の道)と呼んだのが始まりだが、これは政治以外の多くの状況で貫くべき姿勢であろう。

与党の政策に対してただ真っ向から反対を唱えるばかりでは野党の存在意義はない。すべてが間違っているのではなく、全面的に反対するのではなく、与党の政策の正しい部分を認め、さらに良い政策を生み出していく役割を担うのがあるべき野党の姿であろう。

世には両断論法があふれている。白か黒かつけたがる。つけられれば楽だが必ずしもそうではない。力のあるものが白といえば白になる場合もある。白でも黒でもないのでグレーとっても、グレーにも濃淡がある。それを曖昧にしたまま都合の良いときに限りなく白に近いグレーにしたり、黒に近いグレーにご都合主義で捻じ曲げることは必ずしも良くない。