昨日は尊敬するピアノ仲間(アマチュア)たちのジョイントリサイタル。
近現代の難曲揃いだが、その完成度の高さの理由をずっと考えながら2時間あまり密度の高い時を過ごした。
一言でいえば一音入魂なのだが、単なる精神論ではもちろん無い。
基本である、音を出す前にイメージができていること。そしてそのイメージは筋が通っていること。それが本番はもとより練習段階でできていること。それがはっきりうかがえる演奏だった。
今まで一つ一つは認識していた基本動作が全て一つにつながった時だった。
遅ればせながらやっと覚醒した。