中島義道先生の著作を読むと大抵のこといや全ての事が些事に思える。
哲学とは有閑の道楽などでは決して無い。
生きること死ぬこと人間の最も本質的な未解決問題に命を賭けて取り組むことだと思い知らされる。
人生に意味などない。
自然科学は人間の最も重要な問題をあえて避けている。
幸福など決して第一義的なものではない。
日本という醜い騒がしい国。
善人という極悪。
幸せになりたいなら哲学するな。
自己欺瞞を甘受せよ。
大抵の悩みは悩むに値しない。
何事も思い通りになどなりはしない。
しかし受動的なニヒリズムに酔うな。
痛快で爽快なまでのロジック。