今朝の練習中、自分のこれまでの累計時間投資が10,000時間を超えた。
俗に言う一万時間の法則によればこれはプロの領域への到達だ。
法則という言葉を軽く扱ってはならないのでここでは法則を経験則あるいはより慎重に仮説としておこう。
一万時間の法則(仮説)に確たる根拠がある訳では無いとは言え、以前にも書いた質量転化の法則も併せて考えれば、あくまでも定性的であると断っておくが、まったく意味が無いことでもない。
40年以上ピアノを弾いているので、年間あたり250時間ということになる。一日40分平均。
ちなみにこの10,000時間は楽曲のアナリーゼやレッスン時間も含む。ただピアノに向かってマインドレスに弾いているだけでは上達しない。
重要なのは自分の意識の変化である。
ここを変曲点(英語ではinflection point; 定性的表現としてよく用いる)とし、ピアノに向かう姿勢を新たにしたい。