ちょっと青臭いが本質的なことを書いてみる。
変に無理してポジティブに考えるのではなく、自分の本音に向き合う方がはるかに価値があることもある。
生きるのが苦しい理由。
それは生きることは苦しいことだという思い込み故である。
生に対する執着が強いほど苦しくなる。いや苦しさをおびき寄せる。
仮に執着が弱くとも死に対する恐怖がある。
生きたくも死にたくもない存在。
それが人間の本質。
どう説明しようが所詮は言い訳。
死ぬのが怖い。
だから苦しい。
もし仮に死を怖れることがなかったらどうか。
苦しみは消えるだろう。
しかしこの「もし」は深遠だ。
この深遠な「もし」を人生を投じて考え続けた末に答にたどり着いたのが中島義道先生である。
以前の投稿を貼り付けてみる。
身も蓋もないタイトルと身も蓋もない内容の、先生の著書を2冊お勧めする。