定義によりとても優秀な勢いのある企業の社長たちに共通する特徴は、次々に新しいことを思いつきまた新しいチャンスに飛びつくこと。
成長のためには必要なことだ。
しかし社員は振り回される。
社長はそれがわからない。
社員はそれでなくとも既にやることを多く抱えている。新しいことも重要だが、既存の業務を疎かにして客の信頼を失っては元も子もない。
社長は経営資源配分が重要な責務だ。
傍からみれば他の社長のそんな状況を理解できても、いざ自分がとなるとできない。
人のふり見て我がふり直せない。
岡目八目。
社長という存在こそ社員の忌憚ない意見や批判を自ら求めなければ決して我がふりを直せない。社員の方から社長を批判することはできないことをしっかりと理解し実践できてこそ優れた経営者である。
なかなかそんな経営者にはお目にかかれない。