今回は音源について。
ショパン前奏曲集作品28は、コルトーに始まり数多く(正確に何人かはわからないのだけど)のピアニストが録音を残している。
このサイトにはなんと32名のピアニストの録音の評価が記述されている力作である。自分より遥かにこの曲に入れ込んでいる方もいらっしゃる。まだまだ勉強が足りない。
もっとも、自分はすっかりCDを買う聴くということをしなくなってしまった。
Youtubeが充実しているし、Apple Musicの月額会員でもあるので、あまり困っていないというのが現状である。
・・・というより、殊にこの曲に関しては24曲通して1曲なので、ライブ盤でない限りCDには興味がない。
ただしソコロフは別だ。これはCDを持っている。Apple Musicにもある。
ショパン国際ピアノコンクールのセミファイナルで前奏曲集作品28の選択が許されるようになってから、コンクールでいくつか名演を聴いている。
また、2009年のクライバーン優勝者(辻井君と並び)であるHaochen Zhengの演奏は非の打ち所がなかったと記憶している(音源がYoutubeでは見当たらないが)。
最近の演奏では、前回(2015年)ショパンコンクールで4位入賞(当時17歳)、先日のリーズ国際で優勝したEric Luの演奏が出色である。
それと、なんといっても元祖というべきコルトー。