コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

ショパン前奏曲集作品28(32)こんな演奏は好きになれない(2)

前回に続き、「こんな演奏は好きになれない」を5番から8番について述べてみる。

 

第5番 ニ長調

  • テンポが速すぎる演奏。ショパンは確かにAllegro Moltoと書いているが、あまりに速過ぎてまるで練習曲の如くなり、色彩の変化も聴き取れない演奏

第6番 ロ短調

  • 左手と右手の性格分けがあいまいな演奏。左手のチェロの旋律に対し、右手はひらすら淡々と弾いてほしいものである

第7番 イ長調

  • 1小節目と9小節目の変化に乏しい演奏。単なる同じことの繰り返しはショパンは許さないはず

第8番 嬰ヘ短調

  •  32分音符がうるさかったり粒がそろっていない演奏。主役ではないので主張し過ぎてはいけないし、ムラがあっても美しくない