コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

ショパン前奏曲集作品28(70)オーケストラ編曲版(その1)

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年最初の投稿も、引き続きショパン前奏曲集作品28について。

この曲は弦楽器などへの編曲は数多いが、Jean Françaixによるオーケストラ編曲の演奏がYoutubeで聴ける。4曲ずつ6回に分けてこの編曲の評価をしてみたい。

www.youtube.com

第1番ハ長調:弦楽でうねりが良く表現されている。

第2番イ短調:旋律はホルンだろうかいずれにしても金管。個人的にはこの曲の旋律はヴィオラオーボエなので少しイメージとちがう。最後のアルペジオにハープを用いているのにも違和感がある。

第3番ト長調:今度は逆にオーボエが旋律を担当するが、この曲の旋律は個人的にはフルートかバイオリンがよいと思う。

第4番ホ短調:旋律を担当しているのはヴィオラだろうか。バイオリンでないところが良い(と思う)。ストラヴィンスキー春の祭典の冒頭のソロをあえてファゴットの最高音域に受け持たせて不安定な雰囲気を出しているのを想起させる。