コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

ショパン前奏曲集作品28(81)難曲を弾き易くするヒント①16番

作品28は作品10や作品25といった曲集にくらぶれば純粋にメカニカルな難度は高くないとはいえ(音楽的には別)、メカニカルに難度の高い曲がいくつかある。

最たるものは16番、19番、24番の3曲。これらに次ぐのが3番、8番、12番であろう。

今日は作品28の中でも特に高難度の3曲のうち、16番について弾きやすくなるポイントを自分なりに考えたので記してみる。

ショパンベートーヴェンシューマンとは異なり、あくまで自然な手の使い方を基本にしているので、コツをつかめば必ず弾ける(ただし脱力前提)。

まず、右手で奏する十六分音符のパッセージだが、和声外音が多いことが弾きにくい一因であるが、これは正しい運指がまずは第一である。自分が主に参照しているパデレフスキ版のこの曲の運指は良く考えられており、かつ自分の手にも合っているので、9割がた楽譜の指示を採用させていただいている。できるだけ手の位置の移動が少なくすることが確実に安定してレガートで奏する前提となる。

デュナーミクの指示を守ることは実は弾きやすさに通ずる。終始同じ音量で弾くことは単調になり論外だが、実は音楽的に弾くことが弾きやすさにつながるのである。

左手の跳躍も運指を守ること。幸いこの曲は右手に跳躍がないため、同時跳躍を避ける必要がなく、視覚は左手にのみ集中できる。