前回に続き、今回は5番から8番まで。
第5番 ニ長調
この曲の左手がやや弾きにくい理由は方向が頻繁に変わるところにあるので、感覚的に方向転換をつかめるようにすることと、そのために考えた運指は重要である。
第6番 ロ短調
左手で奏でるチェロの旋律に、概ね淡々と奏でるべき右手がつられやすいので注意が必要。
左手の旋律はあくまで手指の都合で不要なアクセントがつかないように。微妙にムラになりやすいのでこれも注意が必要。
第7番 イ長調
基本的にこれは舞曲なので妙にルバートせず拍を正確に刻む。
また、これも原則的に右手と左手は同時に打鍵。わずかたりともズレないように弾けるように。
第8番 嬰へ短調
小さい音符はあくまでも軽くしかしかすれたり抜けたりしないこと。まずはこれができるようになることが先決。