どの曲にも(好きな曲に限定されるが)自分が言うところの「鳥肌ポイント」がある。
この箇所を素晴らしく弾くと鳥肌が立つからそう名付けている。
必ずしもその曲の「ピーク」とは限らない。
作品28の各曲について、鳥肌ポイントがどこか、そしてなぜそうなのか、を6回に分けて解説する(一度に24曲分書くのは大変なので)。
今回は9番から12番まで。
第9番 ホ長調
h箇所: 7小節目
理由: A durからAs durへ1拍毎に転調の連続。徐々に柔らかく
第10番 嬰ハ短調
箇所: 6小節目
理由: ショパンは決して同じ形で繰り返すことはしない。Aisでgis mollへ転調途上
第11番 ロ長調
箇所: 10小節目
理由: この曲唯一のmollであるgis mollへの転調。明るいながらも若干の翳りが
第12番 嬰ト短調
箇所: 11小節目