コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

リスクマネジメントのプロとして①自分の軸

目下のプロジェクトのテーマはリスクマネジメントである。

大企業のリスクマネジメントの実態を調査・分析している。

そもそもビジネスにおけるリスクマネジメントとは何なのか。

ビジネスとはチャンスを取りに行くことだ。

チャンスを取りに行くことには必ず大なり小なりリスクが伴う。

リスクとは何か。危険ではない。危機でもない。一言でいえば不確実性である。

何の不確実性かといえば、ビジネスの目的を達成するかに関わる不確実性である。

自らの製品やサービスをそもそも開発するところからして確実なものなどない。

どれだけ売れるかも100%予測することは不可能である。

しかし予測しなければ経営資源を確保し配分できない。生産も営業もおぼつかない。

こんな経営の基本中の基本をわざわざ持ち出す理由は、突き詰めて考えるとリスクマネジメントが経営そのものであることに思い至るから。

そう考えると、実は自分が学生時代(修士)から研究者としてエンジニアとして実務家(新規事業やプロジェクトマネジメント)として戦略コンサルタントとしてやってきたことは、すべてリスクマネジメントを如何に行なうかを追求してきたことになる。自分のキャリアに一本軸が通った。

そう。事業機会マネジメントである。