コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

目標は必要か

戦略コンサルティングファームには明確なキャリアプラン設定がある。

たとえば最初に勤めた外資系戦略ファームでは、新卒で入社した場合アソシエイト、中途の場合はコンサルタントで、2年半から3年半でプロモーション(昇格)し、アソシエイトはコンサルタントに、コンサルタントはプロジェクトリーダーになることが期待される。

自分は中途だったので、3年でプロジェクトリーダーになり、2年間勤めて外資系事業会社に転職するという、ある意味典型的な道を歩んだ。

その当時は自分の人生における目標はそれしかなかったし、副次的に年収も上がったので、海外旅行やファッションなども楽しんだ。

ピアノを弾く時間などとてもじゃないけどとれなかったし、明確な目標があったのでそれで十分だったし、何よりプロフェッショナルとして成長できた。

ピアノを再開してからはそれまで知らなかった数々の難曲を弾ける(曲がりなりにも)ことが目標となり、コンクールやオーケストラとの共演なども目標となりまた達成してきた。

コンクールがモチベーションになっていた時期はしかし既に過ぎた。そもそも音楽は承認欲や競争心に駆られてやっているうちは本質ではない。

そこからさらに自分は進化している。

「見えないものはマネージできない」とビジネスの世界ではよく言うが、そもそも可視化できる程度の目標、他人が作った尺度上の目標など既に自分にとって目標にはなり得ない。

計測不能でpricelessでdivineなコトでしか揺り動かされない。

コンマリ的に言えば「ときめかない」、英語で言えばspark joyしないのだ。

それは何かと言語化しようとこれから試みるが、目標はいずれにせよ自分には必要である。