おくればせながら、ベストセラー「人生がときめく片付けの魔法」を読んでみた。
これがグローバルに読まれる理由は、近藤さんが幼少の頃から培った片付けのノウハウのロバストネスとその哲学にある。
目の前にある不要品を処分するということではなく、Afterをイメージすること、処分するにもステップがあること、そして要不要の基準を「ときめく(spark joy)」か否かにこれはきわめて説得力がある。コンサルタントの思考と根を一にする。
早速実践した。ホテルのような部屋をイメージする。
クローゼットを占める古いコートやスーツやジャケットから手をつける。
ビジネススクール時代の分厚い教科書はときめかないので捨てる。
自己啓発本はもはや不要なので捨てる。
コミックもときめかないものがほとんどなので捨てる。
数百枚のクラシックCDも限定版以外はAppleで聴けるものばかりなので捨てる。
大きなゴミ袋4つ分、ダンボール8箱分に及んだ。
しかし問題は楽譜だ。捨てられない。。