そう。一言でいうとわかりやすい。
こういう本を書ける人というのは、物事を深く考え、丹念に探求し、自分が何をわかっていて何がわからないのか頭がクリアになっているclear thinkerである。
吉田直紀さんの所属はここである:
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 宇宙理論研究室 (兼務)国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構
難しそうなことを研究されているのであろう。
実は自分は大学の教養時代、進学振り分け(通称「進振」)で天文学科を志望しかけたことがあったが、点数が足りないのでやめた経緯がある。なお、同級生は天文に進み今も研究を続けている。
それはともかく、宇宙に興味がある初学者にはこのQ&A形式も大変わかりやすいおすすめの一冊である。