ビジネスチャンスを見つけるには矛盾に着目するとよい。
たとえば、ノンアルコールビールはアルコールは飲めない(或いは飲んではいけない)けどビールを飲みたいという(従前の)矛盾を解消することで生まれた商品。
元来の「何でも突き通す矛と何によっても突き通すことのできない盾」ほど厳密ではなくとも、一見相容れない性質を工夫や新たなテクノロジーによって解消できれば、新たな商品やサービスになる。
電話が発明される前は遠くの人と会話できなかったし、新幹線が開通するまでは東京から大阪へ日帰り出張もできなかったように。
メイクは簡単に落ちては困るが落とせなくても困る。
抗がん剤の多くは効いたとしても副作用が強い。
まだまだ矛盾はあるし、新たな矛盾も生まれる。
ビジネスチャンスは至るところにある。