コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

非可換類体論を学び始める

1年ほど前に数学者の友人から勧められた加藤和也先生の本を読み直している。

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平方剰余の相互法則についてはおぼろげながら解ってきたので読み進める。

一見ランダムな素数素数の関係が平方剰余の相互法則によりある一定の規則性を見せる。

自然数の世界の素数素数というだけあってそれ以上分解できないが、複素数の世界では分裂する。

ゼータ関数により、素数の分布のヒントが示される。

それにしても保型形式という関数は魅惑的である。

ようやく非可換類体論というものの素晴らしさの片鱗が見えてきた気がする。

少しずつでも世界観が拡がっていくのがうれしい。

まだ1巻の半分も行っていないけれど読み進めればさらに引き込まれていくだろう。