BSで毎年シリーズで放映しているアメリカの人気ダンスコンテスト番組「アメリカンダンスバトル」の原題はSo you think you can dance。
意外なタイトルだと思ったが、これにはセンスを感じる。
直訳すれば「君は自分が踊れると思ってるの?」である。
disっているように聞こえなくもないが、ある道を極めようとすれば常にこう自問すべきであろう。
実際、このコンテストの水準はきわめて高い。
ヒップホップやバレエやジャズやラテン、それぞれに強みを持つ、全米各地のオーディションを勝ち抜いたダンサー達が毎回違うジャンルのオリジナルの演目をソロやペアやチームで踊り、一流の振付師やダンサーの審査と視聴者投票でどんどん絞られていくのは見ごたえがある。
ピアノであれば「ふーん。それで弾けたと思ってるのかい?」である。
常に改善すべき余地はある。もっと良くなるはず。上には上がある。飽くなき探求追究であり彫琢である。
英語の座右の銘にしよう。