コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

【読書メモ】コーポレート・コーチング(上下)

本日の読書メモ。またまた苫米地英人氏の著書です。上下巻ありますが合計で1時間で読みました(ぼくは実は速読が得意)。

https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4758970114/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392

 

そもそも苫米地という人物の存在を知ったのは、コーチングの書をAmazonで探していた際にこの本が目に止まり、経営コンサルとしてある意味経営トップ(社長であったり会長であったり)と直接わたり合って成長や経営改善の方針を立て施策に落とし実行に移して成果を出すことをなりわいとしている自分にとっては、新たな切り口が欲しいと思っていたからでした。

 

結果からいうと、これは今までほとんど、いやまったく一顧だにしていなかった視点がありました!とても有益。

 

それは何かというと、組織(会社であっても役所であっても病院であっても)のトップが考えるべきことは現状の外にゴールを置くことが先決であるということ。

現状の最適化ではなく進化。

 

苫米地氏は個人のコーチングでもそう述べていますが、組織に対しても同じだということを、上下巻読んですっと腹に落ちました。

 

経営コンサルとして15年ぐらいやってきて思うのは、事業環境(市場、競合など)がボーダーレスになり変数が増え変化が加速し、それを後押しもしくは牽引する技術革新があり、経営の難度は高まる一方で、リーダーは進化せず(経営の手法に関しては昔よりも抽象度が上がり向上はしているものの其の向上速度は十分ではなく)、結果として、現代の組織経営がそのトップの力量をはるかに上回ることになっているのが現状で、したがって成し遂げるべき成長、価値創造ができなくなっている、というのを眼前に具に見てきているのです(だからこそ我々経営コンサルの存在意義がある訳ですが)。

 

しかし往々にして我々はクライアント様が「できること」「自信を持てること」の中で短期的に成果を出すことを優先し、本来成すべき抜本的な変化(中長期的に勝ち残れる組織になる為には必須)を起こすことが結果的に劣後してしまっているということも痛感しています。痛感していながらもできないのは、経営トップのコンフォートゾーンを変えることが我々にとって手に余る(と我々自身が思ってしまっている)からなのだな、と気づかされました。

 

クライアントのトップをコンフォートゾーンから脱出させるためには、まず経営コンサルとしての我々自身が進化しコンフォートゾーンから脱出しないといけません!

きょうから始めます!