コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

平和過ぎる日本

不平不満を述べる日本人。 政府に対し行政に対しありとあらゆるものに不平不満を述べる日本人。 取材コストのかからない事件報道ばかりのマスコミ。 全てに共通するのは現代日本の平和である。 人頭税もない。強制労働もない。外敵の脅威も(感じ)ない。空…

サウスパークを知っているか

アメリカの人気アニメサウスパークをご存知であろうか。 登場人物はほとんどが子供だが、話題はグローバルである。 サダムフセインも出てくる。 カナダ人を徹底的にdisっている。 もしこれが日本のアニメでdisる対象が中国だったら外交問題では済まないかも…

もうすぐ累積PVが100,000に到達

はてなブログを開始してから2年半あまり。 ようやく累積PVが100,000に到達します。 いつもお読みいただきありがとうございます コンサルティングとピアノのことを中止に、好奇心の赴くまま徒然なるままにブログと呼ぶには短い記事を一日欠かさず投稿し続けて…

国連英検特A級一次

受けてきた。 過去に一度合格しているとはいえやはり難しい。どちらかといえば体力勝負。寝不足には辛い。 以前一次合格したときは出張などで2回とも二次を受けられなかったので再挑戦。 よほど自信がある人にしかお勧めしない。 しかしかつてに較べると長文…

波照間島の歴史(1)戦中のこと

小学生の頃、離島に夢中になり、世界中の「絶海の孤島」探しをし、その中でもずっと行きたいと思っていたのが沖縄の八重山諸島にある有人島中日本最南端の波照間島だ。 一昨年、昨年と続けて2度、石垣島からの日帰りではあったものの訪れ、その風景は深く心…

【判明】ゾウキリンの相棒の名前

先日のミステリーが解決しました! ゾウキリン の相棒の名前が判明したのです! このひとの。。。 このひとの。。。 このひとの。。。 なまえは。。。 「おともだち」 だそうです! 新座市総合政策部シティプロモーション課の方が丁寧に問い合わせに応じてく…

廃校跡の公園

出張先の長野にて

コンサルの技シリーズ(14)経営トップの懐に入り込む

さて、シリーズ14回目は経営コンサルタントの本質である究極の技である。 一応究極なので、これで一旦このシリーズ最終回としたい。 経営トップの全幅の信頼を得ていなければ、参謀として力を発揮することはできない。その大前提である。これを懐に入り込む…

コンサルの技シリーズ(13)異才のレバレッジ

シリーズが進むにつれ難度が増すコンサルの技シリーズ。 連載13回目ともなると、もはやこの段階になると従来のコンサルという範疇では語れない。 コンサルタントが苦手であることが多い異才のレバレッジである。 コンサル業界に長くいると、クライアントは様…

精魂込めて演奏する

子供の頃からリヒテルの演奏が好きだ。 シューマンの交響的練習曲を聴き、ピアノというのはこう弾くものだと思った。 もちろんライブではなくCDだが、それでも精魂が込められている演奏であることは明確に自然に伝わってくる。 精魂込めて演奏するということ…

特異点解消定理

中学の頃、親から勧められて広中平祐先生の「学問の発見」を読んだ。 広中平祐先生は代数幾何学の世界的権威で、フィールズ賞受賞者だ。 フィールズ賞受賞の理由は特異点解消定理である。 当時の自分はおろか今でもその理論を理解しているとは言い難いが、次…

コンサルの技シリーズ(13)大企業のベンチャー投資

昨年から、Corporate Acceleratorとかなんとか、大企業が新たな技術(AIなど)を取り込みベンチャー企業に出資したり買収したり、あるいは出資はせずとも提携するといった取組が増えている。 動機はもっともだし、自社にないケイパビリティ(技術のみならず…

コンサルの技シリーズ(12)事業撤退

コンサルの技シリーズ連載12回目は、おそらく最も難度の高い事業撤退についてシンプルに述べる。 特に日本企業相手の難度は高い。 難度が高いということはすなわちコンサルティングのニーズが強くかつコンサルに求められる能力水準も高いため、一流でなけれ…

ゾウキリンの相棒の謎

全国にその愛くるしさを知られる埼玉県新座市のマスコットであるゾウキリン。 なぜゾウキリンというのか。 雑木林をすべて音読みしたかららしい。 www.niiza.net そのゾウキリンには相棒がいる。 しかしその相棒の正体は謎に包まれている。 おそらく鳥であろ…

コンサルの技シリーズ⑪紺屋の白袴

日本の諺に「紺屋の白袴」がある。 コトバンクの定義を引用する: 「紺屋(こうや)の白袴(しろばかま) 紺屋が、自分の袴は染めないで、いつも白袴をはいていること。 他人のことに忙しくて、自分自身のことには手が回らないことのたとえ。」 これは例外なくど…

コンサルの技シリーズ⑩PMI

コンサルの技シリーズ10回目はこれまたコンサルタントとしての総合力が問われるPMI(post-merger integration、買収後統合)を取り上げる。 PMIについては、コンサルタントとしても、また事業会社における実務の両面で携わっているので、その経験を活かして…

コンサルの技シリーズ⑨新規事業の立ち上げ

以前このブログにも書いたテーマであるが、いかなるエクセレントカンパニーであろうとも不得手なことは新規事業の立ち上げである。 いやより正確に言うと、きちんと立ち上げることができないのである。 これは組織能力云々ではなく構造的な問題である。 jimk…

コンサルの技シリーズ⑧能ある鷹は爪を隠す

基本スキルであるロジカルシンキングやフェルミ推定、各種定量分析により高度なファシリテーションやインタビューなどについて述べてきたが、今回は一流のコンサルタントは能ある鷹でなければならないことについて述べる。 そう。能ある鷹は爪を隠すものであ…

コンサルの技シリーズ⑦若手のレバレッジ

大手のコンサルティングファームでは新卒も中途も採用するが、採用した若手を如何に「レバレッジ」できるかは、ファームのエコノミクスを維持する上で必須であり、プロジェクトを効率的効果的に遂行するかを左右する。 そしてこの「レバレッジ」はプロマネ(…

コンサルの技シリーズ⑥攻めのインタビュー

連載6回目の今日は、プロのコンサルタントの重要なスキルとして、今回はインタビューを取り上げる。 コンサルタントはそもそも知識と思考のみならず情報収集・分析、広義のコミュニケーション能力やビジネスツールを駆使するスキルなどの「総合力」を問われ…

コンサルの技シリーズ⑤攻めのファシリテーション

連載5回目の今日は、プロのコンサルタントの重要なスキルとして、今回はファシリテーションを取り上げる。 ファシリテーションは「促す」という意味であり、ビジネスの文脈では会議において参加者が意見を述べる、アイデアを出すことを促すということになる…

コンサルの技シリーズ④expectation management

シニアな(駆け出しではない)コンサルタントにとって最も重要かつ難度が高いことは何かと聞かれたら迷わずexpectation managementと答える。 expectation managementとは何か。 期待値マネジメントである。 期待値とは、クライアントの、コンサルティングプ…

コンサルの技シリーズ③クライアントを叱りつける

これは最高難度のスキルである。コンサルタントとして。 しかし実は最も求められることの一つである。 叱りつけるとは単なる憂さ晴らしでもあら捜しでもない。 あなたがコンサルタントであるとして、どうクライアントを叱りつけますか? そしてそれによりク…

コンサルの技シリーズ②MECE

コンサルもしくはコンサルを志す人なら知らざるでは済まされないキーワードはMECE。 先日、ある物知りを自認する勉強家の社長にMECEと言ったら「何ですかそれ?」と聞かれたので説明したが、実はあまり一般的ではないかもしれない。 一流とされるコンサルフ…

一日十万歩80km歩いたよ

きのうはfitbitフレンズ仲間で流行っている神チャレ(1日10万歩)に挑戦! そして達成! 朝1時に起き、2時に自宅を出発。目指すは葛西臨海公園。距離は36km。 7時間ほぼ休まずに歩き、9時に葛西臨海公園に到着。練馬→豊島→新宿→文京→千代田→中央→江東→江戸川…

コンサルの技シリーズ①売上予測(成熟事業編)

コンサルの必須基本動作であり熟練に限りが無く手腕が問われる技はなんといっても売上予測である。 成長戦略策定においても、M&Aや事業承継の助言(事業価値評価)においても、売上予測は必須であり最も難しい。 成熟した事業ならまだしも、萌芽期にあるスタ…

即戦力採用において企業がすべきこと

最近よく見かけるTVCMに「即戦力なら〇〇」というのがある。 企業の人材採用において、即戦力をタイムリーに確保できることは言うまでもなく重要だが、日頃クライアント始め多くの企業の社長や役員の方々と話していると、そもそも即戦力確保において企業が考…

グローバル化は死語

日本企業は未だ「グローバル化」を標榜する向きが多いように見受ける。経営の定性目標として掲げることは正しい。なぜならグローバル化すべきであるし、それら企業はグローバル化できていないからだ。 問題はグローバル化の本質を捉えて標榜しているか否かで…

まじめとは

時折「まじめにやれ!」という表現を目にする。近年は少なくなったような気もするが、奮起させるときに使う表現としてはまだ一般的ではないだろうか。 ところで、「まじめにやる」というのはどういうことか共通理解はあるのだろうか。 言った側と言われた側…

我々は多元宇宙に住んでいるのか(The Economist動画を翻訳)

多元宇宙は自分にとって今関心の高いテーマの一つです。 The Economistは科学技術においても優れた記事を書いていますが、YouTube動画に多元宇宙について解説したものがありましたので、それを翻訳付き(Google翻訳を修正しました)で記載します。 動画はこ…