コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

the third way

仕事を含め常に生産的創造的であろうと努めているが、その基本の一つがthe third wayである。 問題を解決する上で、新しいことを生み出そうとする上で欠かせないのは有効な議論である。 ある論点に対して、Aという仮説とBという仮説があり、互いに対立する仮…

フーガづくしリサイタル素案

ここのところ仕込んでいる曲が気づいたらフーガばかりなので、いつという予定はないがソロリサイタルをやると想定した場合のプログラムを考えてみた(妄想) バッハ:平均律第1巻第3番BWV848 フーガ(4分) バッハ:平均律第2巻第16番BWV885 フーガ(4分) …

メシアンの天地創造:非対称な拡大の美

メシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」(Vingt Regards dur l'enfant Jesus)の全20曲中最難曲とされる第6番「その方によってすべては成された)(通称:天地創造)はやや複雑な主題が古典的なカノンや反行、逆行に加え、メシアン独自の語法である「非…

良い勘違い悪い勘違い

「物事が上手く行っている時は成功、上手く行かない時は成長」という句をみた。うまい。 今自分は成長期なのだ。 意識が勝っている。 自己批判が常にある。 仕事でも人間関係でも趣味でもあらゆる事において「今のままではいけない」と考える。 しかし物事は…

経営と音楽の共通軸

ある尊敬するピアニストの方とSNS上で音楽と経営について少しやり取りした。 ぼくの主張は経営と音楽とは互いに通じるところがあるというもので、通常であれば音楽はビジネスとは無縁の趣味としてアマチュアは捉えているが、ぼくは大いに関連がある、いや音…

光の教会

安藤忠雄の光の教会(1989)は教会建築の概念を拡張した記念碑的作品。建築というものは常にそうだが立地条件にコストや施主の意向など厳しい制約条件の中出来るだけ妥協せず如何に最適解を求めるかのアートである。畏敬の念を抱かざるを得ない作品の一つ。…

最短で現代曲を会得する方法

などと書き出すと安っぽいhowーto本のタイトルのようで響きは良くないが、目下メシアンの「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」中最難曲とされる第6曲天地創造に着手して12日目、その前に手がけた第10番「喜びの聖霊のまなざし」いずれも譜読みからして難儀極ま…

ドバイが熱い

ぐだぐだ無駄な解説は不要。 百聞は一見に如かず。 futurism.com 近々仕事の用事を作って行ってくる。

思い上がるな

今の日本に最も欠けているものは謙虚さだと思う。 モンスターなんとかがはびこる。 気に入らないことがあると即座に文句を言う。キレる。 お客様は神様であるの対偶を取ると神でなければ客ではないとうまいことを言った人がいる。 患者は客ではない。 生徒も…

読書メモ:人体600万年史

Twitterで為末大さん(陸上男子400メートルハードル日本記録保持者、元オリンピック選手・世界選手権銅メダル2回獲得アスリート)が「必読です」と勧めていた本を読み始めました。 日本語訳が上下巻で出ていますが: https://www.amazon.co.jp/dp/4152095652…

悪夢は不要な情報の処理プロセス

悪夢は脳が睡眠中に不要な情報を処理するプロセスの投影であるという仮説を信じている。 科学的に検証されているものではない。 大学で単位が取れず卒業できない夢 海外でパスポートも財布も携帯も失くし途方に暮れる夢 ステージでまったく弾けず立ち尽くす…

迷信とは思考停止

昨日は土曜でしたが、参画している渋沢経営塾(第9期)の第5回、第6回塾が開催されました。 この塾は渋沢栄一の「論語と算盤」の各章に沿って毎回1章ずつ議論していくのですが、第5回の課題は「理想と迷信」でした。 渋沢栄一は特に迷信を嫌ったといいます。…

ベテルギウスはまだ生きているか

毎朝4時前に起きてまず確認することは冬なら南の空に輝く冬の大三角形を構成する星の一つ、オリオン座α星である赤色超巨星ベテルギウス(Betelgeuse)が未だ超新星爆発を起こしていないか否かである。 今朝は見えない。 ちなみに冬の大三角形の他の2つの星は…

年をとると月日の流れが速く感じる法則

ジャネの法則というのがある。ある年齢で感じる月日の主観的な長さは年齢の逆数に比例するというものである。 ここから対数年齢という考え方も出ている。 しかし年齢の対数を短絡的にとると0の対数はマイナス無限大に発散するので不都合である。こういう短絡…

太陽に伴星は存在するのか

気の合う同僚と話していたら、太陽は連星系であり、伴星が存在し、その伴星が地球上の生物の大絶滅の原因であることを信じているということだったので興味を持ち、少し調べてみた。 今年になって恒星は連星系であるという発見があり、それ以前からも太陽が連…

虚仮の一念岩をも通す

愚かな者でも信念を持ち貫き通せば大きな事を成し遂げられるの成語。 愚かな者とはその時代の社会通念に照らしたら愚かかもしれないが振り返ると偉大な人物かもしれない。 ただし単に愚かではない。エフィカシーが高いのだ。彼には何かが見えている。はっき…

読書メモ:いたいコンサル すごいコンサル

友人である大学教授と先週会った際に教えてもらったコンサル本。 普段はたとえ元同僚が書いたものであっても買って読むことはしないコンサル本だが、彼がよいと言うからには良いだろうと思い、Kindle版を購入して目を通してみた。 https://www.amazon.co.jp/…

エキサイティングな未来

日本のマクロな状況は少子高齢化、国債発行残高と利払負担の大きさ、北朝鮮の脅威、米国や中国、ロシアとの関係、製造業の相次ぐ不祥事、テロの脅威、政治より政局の国政、地方自治体の経営不安など負の側面ばかりが報じられているが、それもこれも未来に希…

エフィカシーの高い仲間

10月からの新しい会社はエフィカシーの高い人ぞろいである。 コンサルはクライアントのエフィカシーを高めるのが付加価値でありその為には自らがスコトーマが外れエフィカシーが高い存在でなければならない。 違う場に来て1ヶ月、この重要なことを実感できた…

れあねこさんたちのこらぼ

えきちょうさんときっどさん。 きっどさんとしのぶさんとさふぁいあさんとせばすさん。 しのぶさんとさふぁいあさんとせばすさんのあっぷ。 きっどさんとみかづきさん。 しのぶさんとみかづきさん。 ろじゃーさんとみかづきさん。 みかづきさんとしのぶさん…

はいしろさん

ついに7,000回 以下を達成したら卒業: せばすさんさふぁいあさん 300回 みかづきさん 200回 銀にぼし 400,000個

両雄並び立たず

以前あるクライアントの長期戦略策定プロジェクトで自分が発案し提言した「熱きプロ集団」が大変好評を博し採用されたことがある。 しかしこれは言うに易し行なうに難しの典型である。 ある分野に優れたプロで他の分野の専門家と対話ができなければその集団…

ピアノ練習は祈りである

前々から思っているし、往年の名ジャズミュージシャンの言葉にもあった気がするが、特に毎日バッハとベートーヴェンとスクリャービンとメシアンを練習していると、練習という行為は「祈り」であるとますます強く思う。 キリスト教の祈りについて、Wikipedia…

この曲を弾けるようになることは進化すること

メシアンのまなざし6番「その方のよって全てはなされた」(天地創造)です。 かつてはとても自分の手に負える曲ではないし、難しい割にそれほどいい曲でもないと思っていました。 しかしこの3月から10番「喜びの聖霊のまなざし」、その前に13番「ノエル」に…

自分が世界一と言えるものを持て

別にオリンピックでメダルをとらなくていい ギネスに乗らなくていい 目立たなくていい なにかこれは自分にしかできないと思えるものをもつ 些細なことでいい その些細なこともあるとききっと価値を発揮する

勇気づけられる英単語・フレーズ

silver lining 逆境にあっての希望の光。 Every cloud has a silver lining.という英語のことわざから来ています。とても視覚的でいい言葉です。そんなソフトが昔ありましたね。 vision ビジョン、あるべき姿、目指す像、世界観、どう言ってもかまいません。…

入間航空祭2017に行ってきた

快晴の文化の日。 西武池袋線稲荷山公園駅下車徒歩10分。 入間基地にやってきました。 ものすごい人出です。 滑走路はまったく見えません。 垂直尾翼しか見えない。 13:05開始ということですが20分経過しても始まりません。 離陸したらしい。。。 はじまった…

もはやSFではない

タイムマシンはもはやSFではないらしい。時間の流れは止められないし逆らえなくとも曲げることはできるらしい。 世界のどこへでも数時間で移動できるというのも夢物語ではないらしい。HyperloopやHypersonic Planeの開発が一気に進み実用化するかもしれない…

がっかり東京モーターショー

仕事上の用件もあり、国際展示場(ビッグサイト)で開催中の東京モーターショー2017を隅から隅までみてきました。 平日とはいえ、東京ビッグサイトで開催する他の展示会と較べて人出は多かったです。 が、見るべきものは個人的にはほとんどありませんでした…

製造業は変われる(2)

前回の続きです。 前回はスマートファクトリーだけではだめで、経営の根幹に関わる問題として捉える必要を説きました。 jimkbys471.hatenablog.com 日本の製造業が変われない根本的な原因は過去の(負の)成功の遺産にあります。 すり合わせの強み、カイゼン…