コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

【ランニング】堂場瞬一の描くランナーの世界

9年前に読んだランニング小説をふと思い出した。

箱根駅伝を舞台にしているので、小学生以来の箱根駅伝ウォッチャーとしては数々の場面を思い出しながら読んだ記憶がある。
実写版映画は知っていたがアニメ版もあることは初めて知った。アニメ版をみてランニングを始めた人も多いと聞く。

実写版は小出恵介林遣都が主役を演じる。林遣都若手俳優の中でも運動神経の良さを買われているが、この映画の撮影の為に自身曰く最も厳しいトレーニングを積んだという。その成果が映画で披露されている。いいフォーム。実際速そうだ。

Feel the Wind - Kakeru the black bullet

不勉強にも、堂場瞬一という作家がランニングをテーマにした小説を複数著していることもこの流れでつい先日知ったばかり。
めったに小説は買わないのだが、第六感がはたらき、書店で一冊購入し、すっかり虜になってしまった。

ネタバレになるので詳しくは書かないが、あまり涙を流すことなどない自分が不覚にも目頭も胸も熱くしながら読んだ数少ない小説の一つとなった(他には山崎豊子不毛地帯ぐらいか)。数時間で読破してしまった。読み始めたら止まらなくなってしまった。

ということで、立て続けに「チームII」「チームIII」「ヒート」も読んでしまった。

とにかく魅力的なキャラクターが「山城悟」である。高校1年の時のインターハイでの活躍で注目され、箱根駅伝4年連続出場4年連続区間新記録(箱根駅伝の歴史に残るヒーロー達、武井隆次、渡辺康幸今井正人大迫傑などを彷彿とさせる)をマーク、初マラソン日本最高、そしてすぐその後マラソン日本最高を度々更新するなど、まるで大迫傑東京マラソンの活躍を予見したかのような活躍を見せるランナーなのだが・・・(あれネタバレ?)

そしてその山城悟と運命的な絆で結ばれたかのような同期の浦大地・・・

ランナーにもランナーでない方にもぜひまず「チーム」を読んでいただきたい。

今回は以上です。