コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

ピアノ練習を楽しくする

アマチュアの特権はピアノを心から楽しめることです。

生業を立てる手段としてのプレッシャーはありません。

楽しんで弾くからこそいい演奏ができるということもあります。

(プロのコンサートピアニストでも、ただ楽しいから、弾かずにはいられないから鍛錬し認められてプロになって続けられるならそれはいいことですが)

 

しかしある程度弾けるようになると欲が出てきます。

もっと難しい曲が弾けるようになりたい。

人前で弾きたい。

アマチュアコンクールに出て入賞優勝したい。

ソロリサイタル(或いはジョイントリサイタル)がしたい。

ピアノ協奏曲をオケとやりたい。

プロを目指す人達が出るコンクールで入賞優勝したい。

国際コンクールに出たい。

などなど。

きりがないですね。

 

欲が出てくると、プレッシャーがかかってきて、ストレスにもなりかねません。

ぼくも今月はコンサートとコンクールで4回本番があり、しかも全て違う曲を6曲弾くことになっているので、プレッシャーが無いといえばウソになりますし、ストレスは確かにあります。

仕事、しかも出張や外部講演やらあるので、思うように練習時間がとれないかもしれません。

 

ぼくのピアノ仲間にはしかし毎月複数回本番を抱える熱心な人も多く、ぼくのケースは決して特別ではありません。

 

結局のところ、一番いい結果を出すには、あるいはコンクールのように自分の実力だけでは結果をコントロールできない舞台で後悔しないためには、音楽の基本に立ち返るしかありません。

それは、作曲の意図を踏まえ、自然な動きで感性を信じて自信を持って演奏し、自分の音を良く聴くことです。

 

そもそも、ピアノが弾けるだけで十分過ぎるほど幸せで恵まれたことなのです。

まして、数多くあるピアノ曲の中でも傑作ばかり弾くのです。

分析や練習などに費やした時間は決してあなたを裏切りません。

必ず毎日何か気づきがあり、確実に進歩します。

進歩が十分早くないように思えるかもしれませんが、進歩するのはピアノに向かっている時間だけではありません。

post-practice improvementすなわち練習後の脳内の変化が上達の本質です。

ピアノを弾いていなくても、脳内再生というトレーニングもあります。

「歌っている」演奏なら多少のミスはコンクールですら許容されます。

機械のように正確な演奏なら人間がやらなくてもいいことです。

ショパンエチュードを例にとれば、「正確に」とは機械的に正確ということではありません。音楽とは絶えざる変化です。常にそこには歌があり微妙なゆらぎがあります。そこに演奏家の個性が出ます。ただしやり過ぎ(根拠の薄い)は禁物ですが。

 

ピアノが苦しい理由より楽しい理由が遥かに多くかつ重要なのです。

 

大いに楽しみましょう。

あまりに激務だったり、入院してピアノが弾けなかった日々を思えば、毎日少しでもピアノが弾ける今は十分幸せなのだから!!