ピアニスト仲間の友人が話題にしていたので気になり、Kindle版をダウンロードして読み始めたらはまったしまいました。
長編です。
単行本で507ページあります。
まる一日読んでますがそろそろ大詰めです。
完全にはまっています。
ネタバレしてはいけないので詳細書きませんが
- どうせのだめのが面白いはず
- ピアノの森のパクリじゃないか
- 音楽を専門にやっている人からしたら穴だらけで興ざめなのでは
という巷のウワサを払拭してあまりある佳作です。
ややネタバレですがこれを読んで弾きたく(一部あらためて)なった曲:
- バルトーク 六つのブルガリア舞曲
- 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
- ブラームス カプリッチョop76-2
- ショパン即興曲op51
- サン=サーンス アフリカ幻想曲
- バルトーク pーcon3
- シューマン ノヴェレッテ#2
- シベリウス 五つのロマンティックな小品
- フォーレ ヴァルスカプリスop30
あと、「いいじゃん」と思った表現いくつか:
- プロとアマの音の違いはそこに含まれる情報量の差だ
- 音楽が本能だ
- リズムとは快感だ
- 本来人間は自然の音の中に音楽を聴いていた
この辺にしておくとするか。
ピアノ、いや音楽の素晴らしさを再認識できる良い機会だと信じてぜひお試しあれ!