自動車史に残る名車は個人的にはトヨタスポーツ800とスバル360である。
(個人の感想)
スバル360は「てんとう虫」と呼ばれた。フォルクスワーゲンのビートル(かぶと虫)より小さく、またビートルと同じく丸みを帯びたボディデザインだからでもある。
富士重工業の技術の粋を集めた軽量化の賜物である。丸みを帯びているのは薄板鋼板の採用でも強度を保つためでもある。
芸術である。
これに較べるといまの四輪車が如何に無駄に大きくぼてっとして不格好なことか。
てんとう虫の解説はこのすばらしいページに譲りたい。
最近の車では、残念ながら現在は生産中止になっているが、スズキのツインとカプチーノとX-90を讃えたい。
スズキのツインの解説も上記と同じサイトにあるすばらしいページに譲りたい。
近年世をにぎわしている自動運転車だが、完全自動運転が実現するということは、実は車の軽量化・小型化を含むデザインの自由度が高まるということである。
衝突の心配がないのであれば、また渋滞もなくなるのであれば、ますます自動車設計の自由度は高まるのである。