昨晩は、時折見ていただいている師匠その4(コンサートピアニスト)に初めてショパン前奏曲集作品28をみていただくという、きわめてチャレンジング(きわめて基本に厳しい方のため)な体験であった。
みてもらったのは16番から21番まで(22番から24番は手が回らなかった)。
結論からいうとこのタイミングでみてもらったのは大変よかった。まだ再開して2ヶ月足らずであり、まだまだいろいろ模索中の段階だからである。
バッハ平均律やベートーヴェンソナタを見てもらった際にも言われたことだが、拍子、強拍・弱拍という、当たり前すぎて楽譜にだれも書く訳がないところを今回もきびしく指摘された。
もう一つは和声の変化を如何に表現するか。ひととおり和声進行は分析しているが、デュナーミクとペダリングなどどう具体的に実践するかは別問題。より緻密に計算し設計しなければならない。