コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

月曜の疲労度

月曜は他の曜日の3倍疲れます

朝から重い会議の連続

今日はクライアント社長との面談2件を含む7つのミーティング

緊張が続く

会議は出席して終わりではありません

必ずアクションを伴う

それが会議

PDCAです

しかもクライアント社長となるとアクションも重い

休まなければ

もたない

今週も重いミーティングが続く

アクションは増えるばかり

しかしアクションしなければ付加価値は産めない

それが仕事

自分は必要とされている

それを確認するために仕事する

明日も

明後日も

その翌日も

そのまた翌日も

fitbit日記:歩いてサンフランシスコに到達

まいどfitbit日記です。

昨日までの累積歩行距離が8,324kmとなり、東京-サンフランシスコ間の大圏距離8,294kmを超えました。

米国本土へは先月2/15にシアトルに到達(7,702km)して以来3週間ぶりです。

久しぶりに実際に行ったことがある都市に来ました。

最も最近行ったのは2年前、1月に仕事で来ました。サンフランシスコで行なわれる国際会議でした。発表者ではなく、国際会議に併設で開催される展示会が目的でした。

社会人になって間もない頃、友人と二人でまる1週間西海岸をドライブしたことがあり、その途中で少しだけ寄ったこともありました。

ロサンジェルスでレンタカーを借り、そのままひたすら東にグランドキャニオンをめざし、北上してモニュメントバレーやあのバリンジャー隕石孔に寄り、あるいはアリゾナフラッグスタッフに行ったり(どういうルートで行ったか忘れてしまいましたが)、デスバレーにも行き、いちいちあちこちで感動しっぱなしのドライブでした。

ヨセミテ近くでパンクしたのには多少焦りましたが。サンフランシスコからは海岸沿いのUS1をひたすら南下し、サンタバーバラモントレー、カーメルといった美しい街々をとおりました。17マイルドライブとかも走りました。アザラシの大群もみました。

結局1週間で5,000kmぐらい走ったかとおもいます。

サンフランシスコには一度ラッキーというかアンラッキーというかで1度一泊したことがあります。別の友人とやはり社会人になりたての頃、コロラドにスキーをしに行きました。ValeやAspen、それにKeystoneです。とてもよかったです。

それはいいのですが、帰りがSFO経由のUnitedで、Denver発のフライトが遅れてしまい、SFOでNRT行の同じUnitedのフライトが出発してしまい、翌日のフライトまで無いということでした。

あれは忘れもしない12/31のことでした。

結局Unitedがダウンタウンのホテルを手配(もちろんUnited持ち)してくれ、夕飯代としてUS$50くれたのでよかったのではあります。

サンフランシスコのチャイナタウンで飲茶とか食べました。

もう20年以上前の話なのですがなぜかはっきり宿も食事も覚えています。

ベイエリアには友人もけっこういるのでまたプライベートで行きたいと思います(いや出張ついでに休みをとって行くのがよいかな)。

 

次の目標はイラクの首都バグダッド、東京から8,357kmです。

日曜の夕方を楽しく過ごすには

サザエさん症候群は土日休みの勤労者の方々の多くに共通するかと思います。

日曜って過ぎるの早い気もします。

サザエさんは久しく見ていませんが、日曜夕方は何か寂しい気がします。

明日から仕事だと思うからです。

そんな日曜夕方を楽しく過ごすため、思考の転換を図ります。

よく言われる対策は:

・日曜も朝早く起きる

・アクティブに過ごす

・今目の前のことに集中する

いやーこれは効かないです。

そもそもこういうこと意識している時点で、サザエさん症候群を認めてしまっているのです。

月曜に仕事が始まるのは土日があるからです。

今に始まったことではありません。

月曜が無ければ火曜もない。次の土日もない。

今迄何度月曜を迎えましたか?

もういちいちサザエさん症候群ブルーマンデー症候群なんか自分の思い込みの架空、虚構だと片付けてしまいましょう。

なんだっけそれ?って。

ほらもう忘れましたね!

 

 

しかし東芝がこんな状態になってサザエさんスポンサーどうなるんでしょう。

心の呪縛から心を解き放つ

きのうはコンサートのダブルヘッダーでした。

睡眠不足が続きまた連日の長時間勤務で心身ともに疲労がピークに達していたところにこれはとても過酷な試練であります。

しかしそんな追い込まれた状況が幸いしたのかもしれません。

いい演奏ができました。

ミスはありましたが気にしません。

大きな収穫は自分の心を縛っていた様々なことから解放されたことです。

演奏会のプレッシャーだけではなく、仕事のこと、家庭のこと、ピアノのこと、数多くの「こうでなければならない」「あれもこれもしなければならない」「こうなってはいけないああなってはいけない」から自分を解き放つことができました。

思えばここ何年も、自らを呪縛し続けてきました。そして呪縛するものが日を追って増え続け、ほとんど限界まで息苦しくなり窒息寸前だったように思います。

誰が呪縛していたのでもなく、それは自分自身だったのです。

ふっと楽になりました。

今月は仕事はずっとこのような状況が続くわけですが、心を解き放ったことで今までとはぜんぜん違う心持で、かえっていい仕事ができるようになるとおもいます。

仕事仲間やお客さんとのコミュニケーションもずっとよくなることでしょう。

そしてピアノの演奏も練習もよくなることでしょう。

自分を解き放ってあげるのは自分に他ならないのです。

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一度挫折した「喜びの精霊のまなざし」に挑む

今回は気合の入った投稿です。書くのに4日かけています。これは1,000PVは行くはず。行かなかったらブログやめるかも。

 

5年以上前のことですが、幼子(みどりごという場合もある)イエスに注ぐ20のまなざしにはまった頃があり、イボンヌ・ロリオの演奏はもとより、菊池裕介さん、安田正昭さんの全曲演奏をライブで聴くなどし、また自分でもかじっていた時期がありました。その時にやりかけたのが10番「喜びの精霊のまなざし」だったのですが、あまりに難しい(と当時は思った)ので挫折したことがありました。

 

マチュアピアニストの真髄は挑戦的であること、と最近読んで久々に「なるほど!」と思ったピアノの書籍(ほとんどはあまり参考にならない、ただし「挑戦するピアニスト」(金子一朗著)はもちろん除く)にありました。

www.amazon.co.jp

"adventurous"であることこそ楽しみ上達することの本質であると。

 

そこで、5年前にやりかけて挫折した曲に、再度挑むことにしました。

フランスの作曲家オリビエ・メシアンの傑作「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」の前半の終曲、第10曲「喜びの精霊のまなざし(Regard de l'Esprit de joie)」です。

マチュアピアニスト仲間に、この大作20曲全部弾いたことある人が2人もいるのですが、彼らに言わせても「大変な」曲なのだそうです。

しかし、しかしですよ、挑戦するピアニストとしてはひるんではいけません。

10/7のコンサートで暗譜で弾くべく(目標は高く!)、おとといから取り組み始めました。

 

最初に為すべきことは曲の全体像と構造の把握です。

この曲集自体がイエスキリストの生誕を祝うものであることを踏まえた上で、この第10曲は、喜びの精霊が最大限に喜びを表すものです。

曲は7つの部分から構成されます。

  1. 東洋風舞曲(1-32小節)
  2. 喜びの主題に基づく第一展開部(33-40小節)
  3. 推移部(41-59小節)
  4. 「狩の歌」の三つの変奏(60-131小節)
  5. 讃歌(132-184小節)
  6. 東洋風舞曲の展開部(185-216小節)
  7. 喜びの主題に基づくコーダ(217-231小節)

 

ここからは楽譜をみながらいきましょう。

冒頭は東洋風舞曲です。フランス語の記述で、「東洋風に単旋教会歌唱的に(Thème de danse orientale et plain-chantesque)」とあります。まずはこのいきなり激しい踊り。

低音のユニゾンでの不規則なポリリズムです。決して同じパターンは繰り返されず、変化に富んでいます。

ただ、これは間違っているかもしれないのですが、メシアンが命名し、好んで使った「移調の限られた旋法(MTL、modes à transpositions limitées)」(7種類ある)のどれかというと、第7のMTLで、基音はFisと思われます。

予測できません。

高揚して行きます。

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次のセクションは喜びの主題(Thème de joie)に基づく第一展開部です。

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この画像は下が切れてしまったのですが、この下の段に低音部に喜びの主題が初めて登場します。 

このセクションは33~40小節の8小節と短いのですが、喜びの主題の後に左右反行(右は下降、左は上昇)の高速パッセージが2度現れ手強いです。

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41小節目から3番目のセクションである推移部が59小節まで続きます。ここはメシアンの語法の一つである非対称的な拡大(Agrandissements asymetriques)の13小節が続き、跳躍も大きく技巧的にかなり高難度です。

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緊張感高めた推移部の最後はA-durのVにあたるeのオクターブで緊張がピークに達し、次の第4セクションである狩の歌の3つの変奏を導きます。 

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とてもきらびやかでメシアンにしてはきわめてわかりやすい旋律です。この曲の「サビ」の部分と言ってもいいでしょう。メシアンの旋法で長調を基本に複合和音で構成した調性音楽です。第1変奏はA-dur、続く第2変奏はDes-dur、 最後の第3変奏はF-durです。

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狩の歌3変奏は長大なセクションで60~131小節と72小節(この曲の約3割)ありますが、この急速なセクションの後に、緩徐な第5セクション、讃歌(これはぼくが勝手に命名)が高らかに歌われます。一気に急坂を昇って見晴らしの良い高台に到達したかのうような情景です。喜びの主題に続き神の主題(Theme de Dieu)が現れます。 

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喜びの主題が再現され、変容した後、第6セクションである東洋風舞曲(冒頭の主題)が今度は四度和音で展開されます。 

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 217小節からは最期の第7セクション、喜びの主題に基づくコーダです。高らかな鳥の歌も聞かれ、狩の歌の断片に続く急速な下降パッセージで突然幕を閉じます。

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一度は挫折した曲ですが、やはりこの曲の魅力には勝てません。

メシアンの語法を体得すべくじっくり時間をかけて自分の音楽に仕立て上げたいとおもいます。

fitbit日記:歩いてメルボルンとキエフに到達!

まいどfitbit日記です。

昨日までの累積歩行距離が8,222kmとなり、東京から大圏距離で8,194kmのメルボルンと8,216kmのキエフに到達しました!

いやそれにしてもなぜこんなに意地になってまで歩くのか。

とにかく歩きまくってます。

エスカレーターも歩き、エレベーターは極力使わず、2駅分なら普通に歩くし、仕事の電話をしながらでも歩く、新幹線の中でも何両分も何度も行ったり来たり。

一日中歩いています。

おかげで最近測っていませんが体脂肪率は5%を維持していると思います。

ストレス解消にもなります。

脳の刺激にもなり、仕事のアイデア、原稿の骨子、クライアントと話す前の頭の整理とプレゼンの予行演習、分析やスライドのイメージ作りなど歩きながらの方がデスクに座っているより思考のスピードが速く、情報処理能力も高まります。

 

次の目標はサンフランシスコ、いよいよ合衆国入りです。距離は東京から8,294kmです。

fitbit日記:歩いてストックホルムに到達!!

まいどfitbit日記です。

昨日(3/1)までの累積歩行距離が8,183kmとなり、ちょうど東京→ストックホルムスウェーデン)の大圏距離8,183kmでした。

いまストックホルムの気温(現地時間4:22am)を確認したところ2℃でしたが、きょうはくもりで最高気温は4℃とのこと。やはり寒いのですね。

ストックホルムはご存じのとおり北欧スウェーデンの首都であり最大の都市、人口は約75万人、北欧のヴェネツィアとも呼ばれる美しい都市なのだそうです。

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(出所:

http://www.phxnews.com/travel/stockholm-private-and-free-walking-tours/

 

エリクソンなどIT企業がこの都市の経済を支えているのですね。

 

ストックホルムでは毎年ノーベル賞授賞式が開催されますが、それはノーベルがこの街の出身だからなのですね。

 

ここも死ぬ前に一度行きたい都市の一つです。

 

次の目標は東京から8,194kmのオーストラリアはメルボルン、今日中に着けそうです。

読書メモ:奇妙な孤島の物語

税金を払っている、しかも多読の市民としては、図書館を利用しない手はありません。

図書館には探している本を何ジャンルか決めて目的を持って行くのですが、自分の視野を広げ視点を高く保つには、目的外や興味のない分野の本を、あえて手に取ることも必要です。

こんな本がありました。

奇妙な孤島の物語:私が行ったことのない、生涯行くこともないだろう50の島 | ユーディット・シャランスキー, 鈴木仁子 |本 | 通販 | Amazon

絶海の孤島といえばイースター島ぐらいしか知らなかったのですが、ここに取り上げられている50の島々を見て、自分の知らない世界や歴史の広さ・深さを思い知らされました。

昔の刑罰に遠流というのがありましたが、そういう島もあれば、完全に否定されている島もあります。決して浮ついたビーチリゾートとかそういうものではありません。

 

トリスタンダクーニャ島は南大西洋にある英領の有人島で、ギネスブックに「世界一孤島した島」として登録されています。

島民人口は262名で、最も近い大都市である(といっても2,900km離れている)と年9便の定期便で結ばれているそうです。

なんか行ってみたい気がします。

あれモルジブ通り過ぎてた

fitbit日記です。

おととい、fitbitからアフリカ縦断バッジをもらったのがうれしくて見落としてましたが、その手前の目標であったモルジブに到達していたのを見逃していました。

東京ーモルジブ間の大圏距離は8,037km、3日前の2/25(土)までの累積歩行距離が8,040kmだったので、大圏距離を超えていたのでした。

モルジブには特別な思い入れがあります。

行ったことはないのです。

一昨年の12/26に最愛の犬レオくんを亡くし、抜け殻のようになっていた自分が、ある日BSの番組でひたすらリゾート地の映像をナレーションもなくイージーリスニングのBGMと共に流しており、それがたまたまモルジブだったのです。それを見てモルジブのバーチャルトリップのBRを買いました。

もうとにかくどこか遠くの地にふらっと行ってしまいたい、そんな心境の毎日の中、モルジブの雨に煙るホテルのプールの映像に引き込まれてしまったのです。

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ひたすら美しい。