コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

エキサイティングな未来

日本のマクロな状況は少子高齢化国債発行残高と利払負担の大きさ、北朝鮮の脅威、米国や中国、ロシアとの関係、製造業の相次ぐ不祥事、テロの脅威、政治より政局の国政、地方自治体の経営不安など負の側面ばかりが報じられているが、それもこれも未来に希望が抱けないから、あるいは抱けないないように見せているマスコミの謀(或いは無知)である訳で、そんなことに囚われていては我々日本人のエフィカシーはますます下がり、国力が下がってしまう。エフィカシーは可視化・定量化できないのでマネージできないが、自分の考えとしては、エフィカシーが低下すればそれが如何なる組織(国、自治体、企業、官庁であれ何であれ)であろうと個人であろうと能力は低下するのであり、エフィカシーを上げることこそが最善の解決策であると信じている。

国でいえば、アラブ首長国連邦シンガポールベトナムはエフィカシーが高い。

企業でいえば、GAFAGoogleAppleFacebookAmazon)が筆頭であろう。これら4社の時価総額の合計は2.4兆ドル(約270兆円)と東証一部の時価総額(約600兆円)の半分に迫る。個人的には、イーロン・マスクが創業しCEOを務めるスペースX社が最もエフィカシーの高い組織に見える。彼のビジョンは実現不可能と思われることにゴールを設定している典型である。

エキサイティングな未来を描くことは我々にとって今最も重要なことかもしれない。少なくとも個人的にはそう信じている。消費者にしても「液状化する消費者」などと言われる気まぐれで流されやすくかつ消費性向の低い傾向は世界的に(少なくとも先進諸国)では共通のようだ。

では何がエキサイティングなのか。AI、IoT、ロボット、ナノテク・・・これらが有するポテンシャルは甚大だ。

先日読書メモとして投稿した「エクサスケールの衝撃」はスーパーコンピュータの飛躍的な性能向上とシミュレーションが我々の社会、生活を根本的に変える壮大な思考実験だ。通貨、食生活、医療、エネルギー・・・現在大きな問題となっている或いは制約となっているものが解決されるポテンシャルは確かにありそうだ。

毎日情報を得ているサイトのひとつに、Futurismというサイトがある。最先端のテクノロジーを紹介してくれる(英文):

futurism.com

カラパイアやエンガジェットもテクノロジー紹介記事が豊富だが、Fururismは技術ブレイクスルーに限定している。学術的にはNatureやScienceもよいだろう。

地球外惑星、ヘルスケア、エネルギーなど領域毎に記事をみることができる。ぜひおすすめしたい。これらの記事を読んでいると(見出しだけでもOK)未来が楽しみになってくる。